第31回大会の優秀発表賞の受賞者について

2016年11月19日-20日に行われた第31回大会(専修大学)の優秀発表賞の受賞者が決定致しました。選考委員会(委員長 工藤雄一郎)で厳正に審査した結果,今回は以下の4件を受賞とすることに決定致しました。受賞者の方々おめでとうございます。

O-02 9:15 ○箱崎 真隆(国立歴史民俗博物館),木村 勝彦(福島大学),佐野 雅規,對馬 あかね,李 貞(総合地球環境学研究所),木村 淳一(青森市教育委員会),小林 謙一(中央大学),中塚 武(総合地球環境学研究所):年輪酸素同位体比にもとづく青森市石江遺跡群の古代〜中世の出土材の年輪年代測定

O-08 14:35 ○西内 李佳,百原 新(千葉大学),塚腰 実(大阪市立自然史博物館):三木茂大型植物化石標本とそこから採取した花粉化石に基づく最終氷期最寒冷期の中国地方北西部の針葉樹林の復元

P-05 ○柴崎 大樹,高原 光,佐々木 尚子(京都府立大学),河野 樹一郎(西日本技術開発),山川 千代美(琵琶湖博物館):比良山系蓬莱山稜線部における植生変遷とササ草原の成立過程−小女郎ヶ池堆積物の古生態学的分析に基づく検討−

P-07 ○矢野 梓水,百原 新(千葉大学),近藤 玲介(皇學館大学),宮入 陽介(東京大学),紀藤 典夫(北海道教育大学),井上 京(北海道大学),横山 祐典(東京大学),冨士田 裕子(北海道大学):大型植物遺体群から復元した北海道北部猿払川湿原群の発達過程

第31回日本植生史学会大会のご案内(最終報)

第31回日本植生史学会大会を下記の要領で開催します。

日時
2016年
11月18日(金)午後:幹事会
11月19日(土)午前:幹事会・評議員会
午後:記念シンポジウム・懇親会(記念祝賀会)
11月20日(日)一般研究発表(口頭 / ポスター)・総会

会場
大会会場:専修大学生田キャンパス10号館1階10102教室
懇親会(創立30周年祝賀会)会場:専修大学生田キャンパス10号館4階・学生ラウンジ
〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/ikuta_campus.html

アクセス
向ヶ丘遊園駅(小田急線)南口より徒歩約15分
向ヶ丘遊園駅(小田急線)北口よりバスで約10分
(向ヶ丘遊園駅へは,新宿駅より小田急線急行で約20分)
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access.html#ikuta

「専修大学9号館」行のバスは終点で下車して下さい。「専修大学前」行,
「聖マリアンナ医科大学」行,「あざみ野」行のバスは「専修大学120年記念館前」で下車して下さい。
キャンパスマップとバス停の位置http://www.senshu-u.ac.jp/library/00_spdata/koho/univguide/campus_info/campus_map_ikuta.pdf

費用 (当日徴収)
参加費(要旨集代を含む):一般会員3,000円,学生会員1,000円,非会員3,000円
懇親会費:一般会員6,000円,学生会員3,000円,非会員6,000円

宿泊:各自でお早目にご予約ください。大会会場の専修大学生田キャンパス(向ヶ丘遊園駅)周辺には宿泊施設が少なくなっております。新宿駅周辺や町田駅周辺など,小田急線沿線に宿泊されると便利です。

主催:日本植生史学会
大会実行委員:高岡貞夫(実行委員長)・苅谷愛彦・吉田圭一郎・一木絵理・田代 崇・江口誠一・星野安治
記念事業実行委員:辻誠一郎(委員長)・高岡貞夫・井上 淳・佐々木由香・那須浩郎・吉田明弘・江口誠一・星野安治
大会に関する連絡先:大会に関するお問合せは,大会実行委員会<taikai31(at)hisbot.jp>((at)を@に置き換えてください)までお願いします。

大会プログラム
11月19日(土)日本植生史学会創立30周年記念シンポジウム,懇親会(創立30周年祝賀会)
13:00~13:30 受付(専修大学生田キャンパス10号館1階10102教室)
13:30~18:00 日本植生史学会創立30周年記念シンポジウム『植生史研究のこれまでとこれから』(公開)

趣旨説明 13:30~13:40  辻 誠一郎(東京大学)
パート1  13:40~15:40
話題1 花粉分析による植生史研究と今後の課題  高原 光(京都府立大学)
話題2 大型植物化石による植生史研究の成果と今後の課題  百原 新(千葉大学)
話題3 この30年の木材遺体研究の展開と展望  能城 修一(森林総合研究所)

パート2 16:00~18:00
パネルディスカッション「多様化する植生史研究」
コーディネーター・司会 鈴木 三男(東北大学名誉教授)
パネラー
矢部 淳(国立科学博物館)
鈴木 伸哉(東京都埋蔵文化財センター)
佐々木 由香(パレオ・ラボ)
吉田 明弘(鹿児島大学)
工藤 雄一郎(国立歴史民俗博物館)
那須 浩郎(総合研究大学院大学)

18:30~20:30 懇親会(創立30周年祝賀会:専修大学生田キャンパス10号館4階・学生ラウンジ)

 

11月20日(日)一般研究発表(口頭・ポスター),総会
9:00 ~10:40 口頭発表B-1,B-2(10号館1階10102教室)
10:40~11:50 総会(10号館1階10102教室)
11:50~12:40 昼食
12:40~14:10 ポスター発表(12:40~13:25 奇数番号,13:25~14:10 偶数番号:10号館1階ゼミ101A・ゼミ101B)
14:20~16:00 口頭発表C,A-1,A-2(10号館1階10102教室)

口頭発表B-1「人と植物の関係史」 座長:佐々木 由香(パレオ・ラボ)

O-01  9:00 ○星野 安治,浦 蓉子,山本 祥隆(奈良文化財研究所):年輪年代学的手法を用いた小型木製品の検討-平城宮・京跡出土斎串および木簡の事例-

O-02  9:15 ○箱崎 真隆(国立歴史民俗博物館),木村 勝彦(福島大学),佐野 雅規,對馬 あかね,李 貞(総合地球環境学研究所),木村 淳一(青森市教育委員会),小林 謙一(中央大学),中塚 武(総合地球環境学研究所):年輪酸素同位体比にもとづく青森市石江遺跡群の古代~中世の出土材の年輪年代測定

O-03  9:30 ○工藤 雄一郎(国立歴史民俗博物館),鈴木 三男(東北大学),能城 修一(森林総合研究所),鯵本 眞友美(福井県立若狭歴史博物館),網谷 克彦(福井陶芸館):福井県鳥浜貝塚から出土した縄文時代草創期および早期のクリ材の年代

 

9:45~9:55 休憩

 

口頭発表B-2「人と植物の関係史」 座長:荒川 隆史(新潟県埋蔵文化財事業団)

O-04  9:55 ○安 昭炫(パレオ・ラボ),安 鉉重(全北文化財研究院):韓国碧骨堤(Byeokgolje)堤防遺構の敷葉工法に用いられた植物体の検討

O-05 10:10 ○渋谷 綾子(国立歴史民俗博物館),三宅 裕(筑波大学),近藤 修,澤藤 りかい(東京大学):ハッサンケイフ・ホユック遺跡から出土した石器と人骨の歯石に対する残存デンプン粒分析

O-06 10:25 井上 淳(大阪市立大学):炭化木片の反射率から推定した弥生時代の焼失住居の燃焼温度

 

10:40~11:50 総会(10号館1階10102教室)

11:50~12:40 昼食

12:40~14:10 ポスター発表(12:40~13:25 奇数番号,13:25~14:10 偶数番号:10号館1階ゼミ101A・ゼミ101B)

 

ポスター発表A「生態, 古生態, 環境変動」

P-01 ○高岡 貞夫,苅谷 愛彦(専修大学):山地における地形発達過程と現存植生の中に認められる植生形成過程

P-02 ○苅谷 愛彦,高岡 貞夫(専修大学):北アルプスの高山帯・亜高山帯における線状凹地埋積物を用いた植生史研究

P-03 清永 丈太(東京都):樹高・直径の小さい壮齢スギ人工林における花粉生産量

P-04 ○嶋田 美咲,高原 光(京都府立大学),原口 強(大阪市立大学),吉永 佑一(防災地質研究所):鹿児島県甑島中山堆積物の花粉分析に基づく過去7000年間の植生変遷

P-05 ○柴崎 大樹,高原 光,佐々木 尚子(京都府立大学),河野 樹一郎(西日本技術開発),山川 千代美(琵琶湖博物館):比良山系蓬莱山稜線部における植生変遷とササ草原の成立過程-小女郎ヶ池堆積物の古生態学的分析に基づく検討-

P-06 ○江口 誠一,渡邉 稜也,田代 崇(日本大学),藏本 隆博(秋吉台博物館):秋吉台上の大シブリ・ドリーネ堆積物から産出した植物珪酸体化石群

P-07 ○矢野 梓水,百原 新(千葉大学),近藤 玲介(皇學館大学),宮入 陽介(東京大学),紀藤 典夫(北海道教育大学),井上 京(北海道大学),横山 祐典(東京大学),冨士田 裕子(北海道大学):大型植物遺体群から復元した北海道北部猿払川湿原群の発達過程

P-08 ○ Yuqing Wang, Arata Momohara (Chiba University), Zhekun Zhou (Chinese Academy of Sciences) :  Evolutionary History of Atmospheric CO2 during the Late Cenozoic from Fossilized Metasequoia Needles

P-09 ○塚腰 実,○三井 聖子(大阪市立自然史博物館):現生メタセコイアの生態-発芽・実生・海水耐性・挿し木の特性

P-10 ○尾本 雄道,伊藤 駿,木村 勝彦(福島大学),屋代 忠幸(関東森林管理局),佐野 雅規,李 貞,中塚 武(総合地球環境学研究所):現生木を用いた年輪酸素同位体比の地域差違の検討

P-11 ○齋藤 颯人,木村 勝彦(福島大学):年輪酸素同位体比分析を用いた新潟県姫御前遺跡出土埋没林の年輪年代学的研究

 

ポスター発表B「人と植物の関係史」

P-12 ○高橋 敦(パリノ・サーヴェイ),桃井 宏和(元興寺文化財研究所),久保 光徳(千葉大学):木製民具の用材選択(2)

P-13 ○安 鉉重(全北文化財研究院),パレオ・ラボ:韓国碧骨堤(Byeokgolje)堤防遺跡の調査成果と植生史学的意義

P-14 ○遠藤 英子(明治大学),福田 正宏(九州大学),那須 浩郎(総合研究大学院大学),國木田 大(東京大学),オクサナ ヤンシナ(ロシア科学アカデミー),ワレリー デリューギン(ウラジオストック国立経済サービス大学),マクシム ゴルシュコフ,エカテリーナ シャポワロワ(N.I.グロデコフ名称ハバロフスク地方郷土誌博物館):アムール川流域古金属器時代の雑穀栽培

P-15 目黒 まゆ美(明治大学):縄文時代のオニグルミからみる核のサイズ変化

P-16 小畑 弘己(熊本大学):サクランボは食べなかった?チンギス・カン-モンゴル・アウラガ遺跡2015年出土バラ科果実の訂正および再同定-

P-17 ○佐々木 由香(パレオ・ラボ),山本 華(早稲田大学),大網 信良(東京都埋蔵文化財センター),西野雅人(千葉市埋蔵文化財センター):千葉県加曽利貝塚の土器圧痕から見た縄文時代中~晩期の植物資源利用

P-18 ○荒川 隆史(新潟県埋蔵文化財事業団),木村 勝彦(福島大学):縄文時代晩期の越後平野における集落の形成・移動・回帰とクリ利用システム

 

14:10~14:20 休憩

 

口頭発表C「分類・系統,生物地理」,A-1「生態, 古生態, 環境変動」 座長:清永 丈太(東京都)

O-07 14:20 ○伊藤 彩乃(緑生研究所),百原 新(千葉大学):葉および殻斗化石の形態に基づいた後期中新世以降のムカシブナからブナへの分化プロセス

O-08 14:35 ○西内 李佳,百原 新(千葉大学),塚腰 実(大阪市立自然史博物館):三木茂大型植物化石標本とそこから採取した花粉化石に基づく最終氷期最寒冷期の中国地方北西部の針葉樹林の復元

O-09 14:50 ○紀藤 典夫,野崎 匠(北海道教育大学),矢野 梓水,百原 新(千葉大学),近藤 玲介(皇學館大学),井上 京,冨士田 裕子(北海道大学):猿払川湿原におけるアカエゾマツ林の形成

 

15:05~15:15 休憩

 

口頭発表A-2「生態, 古生態, 環境変動」 座長:塚腰 実(大阪市立自然史博物館)

O-10 15:15 吉田 明弘(鹿児島大学):完新世の北海道渡島半島におけるブナ林の分布拡大

O-11 15:30 小椋 純一(京都精華大学):山火事跡地に残された微粒炭等炭化物と燃えた植生との関係について

O-12 15:45 伊藤 翔,○木村 勝彦(福島大学),齋藤 一樹(にかほ市象潟郷土資料館),栗本 康司(秋田県立大学),大山 幹成(東北大学),荒川 隆史(新潟県埋蔵文化財調査事業団),佐野 雅規,李 貞,中塚 武(総合地球環境学研究所):鳥海山のBC466岩屑なだれ堆積物から出土した広葉樹主体の埋没林の詳細な暦年代決定に基づく復元

上高津貝塚ふるさと歴史の広場 企画展のお知らせ

上高津貝塚ふるさと歴史の広場  第19回企画展

「みんなの知らない植物の世界-適材適所の考古学-」

【会 期】平成28年10月15日(土)~12月4日(日)

休館日:毎週月曜日,11/4(金),11/24(木)

※11/3(木)文化の日,11/13(日)茨城県民の日は無料開館

【会 場】上高津貝塚ふるさと歴史の広場 考古資料館 1階特別展示室

〒300-0811 茨城県土浦市上高津1843

近年低湿地遺跡の調査成果によって、人の植物利用の新たな側面が明らかになってきました。「植物の採集」ばかりではなく、人が大きく自然に働きかけ維持・管理してきた実態をご紹介します。

そして茨城の遺跡資料を中心に、縄文時代から近世まで、植物と深く関わってきた歴史について迫りたいと思います。

【記念行事】

(1)記念講演会:講師とめぐるギャラリートークつき!

「縄文時代の人と植物のかかわり」

講師:工藤 雄一郎 氏 (国立歴史民俗博物館 准教授)

とき:11月5日(土) 午後2時~4時

ところ:考古資料館 体験学習室および特別展示室

※事前申し込み不要、入館料が必要です

 

(2)当館学芸員によるギャラリートーク「素材から製品ができるまで」

内容:広場の樹木と展示資料を見て,適材適所の知恵を探ります。

とき:10月23日(日)12月3日(土) 午後2時~3時

ところ:広場および特別展示室

※いずれも事前申し込み不要、入館料が必要です

 

【日本ジオパーク認定記念!秋の上高津貝塚 どきどき体験】

とき:11月13日(日)県民の日 午前9時~午後4時 【無料開館】

内容:砂絵で学ぼう!筑波山地域の地質・丸ごと土器をさわってみよう・

どんぐりに絵をかこう・火おこし体験など

※上記体験は事前申込不要で、開催時間内にいつでも参加できます

 

【詳細はホームページをご覧ください】

 

 

生きている化石「メタセコイア」−化石発見75周年・生存発見70周年−記念行事のご案内

1941年に三木博士により、メタセコイアが化石で発見されて75年、1946年に中国での生存が論文発表されて70年を記念して、メタセコイアにゆかりのある大阪市立大学理学部附属植物園と大阪市立自然史博物館が中心となり、5つの記念事業を行います。       →記念事業公式サイト

申し込みの必要な行事もあります。申し込み先は、大阪市立大学理学部附属植物園です。大阪市立自然史博物館ではありません。

(1)記念講演会 メタセコイア発見の経緯、日本への普及、都市景観を作るメタセコイアについて紹介します。

日時:10月22日(土)午後1時〜4時30分

会場:大阪市立大学文化交流センター(大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階)

【演題】

1.「メタセコイアと大阪」飯野盛利(大阪市立大学理学部附属植物園 園長)

2.「三木茂博士によるメタセコイアの発見」南木睦彦(流通科学大学 教授)

3.「生きているメタセコイアの発見と普及」塚腰 実(大阪市立自然史博物館 主任学芸員)

4.「メタセコイアと文化創造:占領軍からの贈り物」岡野 浩(大阪市立大学都市研究プラザ 教授)

定員:100名

申込み:10月6日(木)締切。参加費は無料。

 

(2)特別陳列「三木茂博士が研究したメタセコイアの化石」 メタセコイア発見の元になった標本、中国でのメタセコイア発見と日本での普及の歴史を展示します。

期間:10月29日(土)〜11月20日(日)

会場:大阪市立自然史博物館 本館 2階イベントスペース(大阪市東住吉区長居公園1-23)

 

(3)現地化石見学会 野洲川流域の270万年前の地層の中にある、メタセコイアの化石を観察します。足場の悪い河原を含む5kmを歩く健脚向きの行事です。

日時:11月13日(日)午前10時〜午後3時(雨天および前日までの雨で川が増水した場合は中止)

場所:滋賀県湖南市 定員:25名 対象:小学4年生以上(ただし小学生は保護者同伴)

申込み:10月27日(木)締切。参加費は無料。現地までの交通費が必要。

 

(4)オープンセミナー「三木茂博士によるメタセコイア化石の発見」 三木博士は、どんな特徴に注目して、世界の研究者が発見できなかったメタセコイアを発見したのかを解説します。

日時:11月5日(土)午後1時30分〜午後3時

会場:大阪市立自然史博物館 講堂

講師:塚腰 実(大阪市立自然史博物館 地史研究室)

※講演終了後、特別陳列の展示会場でも解説を行います。

申込み:不要。定員200名(当日先着順)。自然史博物館の入館料が必要(大人300円、中学生以下無料)。障害者手帳をお持ちの方、大阪市在住の65歳以上方(要証明)は無料。

 

(5)大阪市立大学理学部附属植物園観察会

メタセコイアは、100万年前まで大阪平野に生育していました。大阪にメタセコイアが生育していた時代の植物を集めた太古の森を観察します。また、1950年にアメリカからメタセコイア保存会へ贈られたメタセコイアの苗木の成長した姿も見てみましょう。

日時:11月27日(日)午後1時30分〜午後3時(小雨決行)

会場:大阪市立大学理学部附属(大阪府交野市私市2000)

定員:40名

申込み:11月10日(木)締切。参加費は無料。ただし、植物園入園料が必要(大人350円、中学生以下無料)。障害者手帳をお持ちの方、大阪市在住の65歳以上方(要証明)は無料。

 

(1)(3)(5)の行事には申込みが必要です。申込先は自然史博物館ではなく大阪市立大学理学部附属植物園です。

【申込方法】往復はがき、電子メール、FAXのいずれかで、「参加行事名」、参加希望者全員の氏名、年齢(学年)、住所、電話番号、および返信先(宛名またはFAX番号)をご記入の上、必ず1行事1通ずつで、大阪市立大学理学部附属植物園「生きている化石メタセコイア」係までお申し込みください。

 

申込み先:〒576-0004 大阪府交野市私市2000 大阪市立大学理学部附属植物園 FAX:072-891-2101 電子メール:b-garden(at)sci.osaka-cu.ac.jp ((at)を@に置き換えてください)

 

【問合せ】大阪市立自然史博物館 塚腰 実  mtsuka(at)mus-nh.city.osaka.jp 電話06-6697-6221
※(at)を@に置き換えてください

 

第31回日本植生史学会大会のご案内(第2報)

第31回日本植生史学会大会のご案内(第2報)
第31回日本植生史学会大会を下記の要領で開催します。
参加・講演申し込みは申し込みフォームからお申し込みください。

日時
2016年11月18日(金)午後:幹事会
11月19日(土)午前:幹事会,評議員会,午後:創立30周年記念シンポジウム(公開),懇親会(創立30周年祝賀会)
11月20日(日)一般研究発表(口頭・ポスター),総会

大会会場:専修大学生田キャンパス10号館1階10102教室
懇親会(創立30周年祝賀会)会場:専修大学生田キャンパス10号館4階・学生ラウンジ
〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/campus.html#map_ikuta
〈アクセス〉
向ヶ丘遊園駅(小田急線)南口より徒歩約15分
向ヶ丘遊園駅(小田急線)北口よりバスで約10分
(向ヶ丘遊園駅へは,新宿駅より小田急線急行で約20分)
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access.html#ikuta

費用(当日徴収)
参加費(要旨集代を含む):一般会員3,000円,学生会員1,000円,非会員3,000円
懇親会費:一般会員6,000円,学生会員3,000円,非会員6,000円

お弁当予約:11/20(日)昼のお弁当(お茶付)の予約を1,000円で受付けます。大会申込時に学会Webサイトの申込フォームからお申込ください。(11/19(土)は学生食堂が開いていますが,11/20(日)は閉まっております。大学周辺に飲食店やコンビニがありませんので,ご注意ください。)

宿泊:各自でお早目にご予約ください。大会会場の専修大学生田キャンパス(向ヶ丘遊園駅)周辺には宿泊施設が少なくなっております。新宿駅周辺や町田駅周辺など,小田急線沿線に宿泊されると便利です。

大会プログラム

11月19日(土)日本植生史学会創立30周年記念シンポジウム,懇親会(創立30周年祝賀会)

13:00~13:30 受付(専修大学生田キャンパス10号館1階10102教室)

13:30~18:00 日本植生史学会創立30周年記念シンポジウム(公開)

テーマ『植生史研究のこれまでとこれから』

趣旨説明13:30~13:40 辻 誠一郎(東京大学)

パート1 13:40~15:40
話題1 花粉分析による植生史研究と今後の課題 高原 光(京都府立大学)
話題2 大型植物化石による植生史研究の成果と今後の課題 百原 新(千葉大学)
話題3 この30年の木材遺体研究の展開と展望 能城 修一(森林総合研究所)

パート2 16:00~18:00
パネルディスカッション「多様化する植生史研究」
コーディネーター・司会 鈴木 三男(東北大学名誉教授)
パネラー: 矢部 淳(国立科学博物館)
鈴木 伸哉(東京都埋蔵文化財センター)
佐々木 由香(パレオ・ラボ)
吉田 明弘(鹿児島大学)
工藤 雄一郎(国立歴史民俗博物館)
那須 浩郎(総合研究大学院大学)

11月20日(日)一般研究発表(口頭・ポスター),総会

9:00~11:00 口頭発表(10号館1階10102教室)
11:00~12:00 総会(10号館1階10102教室)
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 ポスター発表(10号館1階ゼミ101A・ゼミ101B)
14:30~16:30 口頭発表(10号館1階10102教室)

一般研究発表,大会参加,懇親会,お弁当の申込み

申込期限
一般研究発表: 9月30日(金)
一般研究発表要旨: 10月11日(火)厳守
大会・懇親会・11/20(日)昼のお弁当: 10月20日(木)

申込方法
申し込みフォーム』に以下の事項を記入しお申込み下さい。
①氏名・所属、②連絡先(住所,電話番号,電子メールアドレス),③会員種別(一般会員/学生会員/非会員),④懇親会の参加/不参加,⑤11/20(日)昼のお弁当希望の有無,⑦一般研究発表の有無。
なお,一般研究発表をされる方は,次の項目もご記入下さい:⑧発表形式(口頭/ポスター),⑨発表タイトル,⑩氏名・所属(連名の場合,発表者の左側に○印を付ける),⑪発表分野(A「生態,古生態,環境変動」/B「人と植物の関係史」/C「分類・系統,生物地理」)。申込み時の内容でプログラムを作成しますので,変更のないようお願いします。
※前回大会から行っております優秀発表賞につきまして,今大会においても実施いたします。皆様の優れた研究発表をお待ちしております。

一般研究発表要領
口頭発表:時間は質疑応答を含め15分を予定。発表の際はパワーポイント(Win・Mac双方対応)をご使用下さい。
ポスター発表:ポスターボードは,幅85cm,高さ120cm(A0縦対応)を予定しています。
※申込み多数の場合,口頭発表/ポスター発表の変更をお願いすることもあります。

要旨執筆要領
一般研究発表の要旨を以下の執筆要領にしたがい作成し,そのPDFファイルを第31回大会実行委員会の電子メールアドレス<taikai31(at)hisbot.jp>((at)を@に置き換えてください)に送付して下さい(MS-Wordなど他の形式のファイルは不可)。執筆要領に沿っていない要旨は受け付けできませんのでご注意ください。

1.原稿サイズはA4(縦置き・横書き)で,2ページ以内とする。
2.原稿には上下3cmずつ,左右2.5cmずつの余白を取る。
3.原稿の行数および1行の文字数は自由だが,1ページあたり38行×45文字程度を目安とする。
4.要旨中に図表を挿入しても良い。ただし,600dpiのモノクロ印刷で判読が可能なものに限る。
5.提出するPDFファイルのサイズは3.0MB以内とする。
6.提出するPDFファイルはAdobe Acrobat Reader 4.0かそれ以降のヴァージョンで表示および印刷できるものとする。
7.要旨集の編集作業を行うため,提出するPDFファイルにパスワードなどのセキュリティ設定をしない。「印刷」,「テキストとグラフィックの選択」,「文章の変更」,「注釈とフォームフィールドの追加と変更」などは“許可”にする。
8.提出された原稿はそのままモノクロ印刷するため,作成したPDFファイルを各自で印刷し,文字や図表に充分な解像度があるか,文字化けなどがないかを提出前に必ず確認する。

大会に関する連絡先:参加申込や要旨作成などに関するお問合わせは,大会実行委員会<taikai31(at)hisbot.jp>((at)を@に置き換えてください)までお願いします。

創立30周年祝賀会スライドショーへの写真提供のお願い

創立30周年祝賀会では,これまでの日本植生史学会を振り替える創立30周年記念スライドショーを企画しております。
つきましては,会員のみなさまからこれまでに撮られた写真の提供をいただきたいと思います。

日本植生史学会の大会,巡検,懇親会,学会運営に関わる写真のデジタルデータをshashin30th(at)hisbot.jp((at)を@に置き換えてください)までお送りください。また,写真に関する情報をメールに書き加えていただけますと助かります。

提供して頂いた写真はできる限り祝賀会で紹介したいと思いますが,時間の都合上写真の採用については記念事業実行委員会に一任ください。

藤原ナチュラルヒストリー振興財団 神戸シンポジウム 10/22「ナチュラルヒストリー ~これまでの貢献と今後への期待~」のご案内

藤原ナチュラルヒストリー振興財団 神戸シンポジウム
「ナチュラルヒストリー ~これまでの貢献と今後への期待~」

趣旨:科学の細分化が極端な今日、あらためて、ナチュラルヒストリーの果たす役割は重要と考えます。この領域で現在何が進んでいるか、将来に向けて何が求められるか、具体的な事実にもとづいた議論をたたかわせることが期待されます。

日時:2016年10月22日(土) 13:30 ~ 17:00
場所:兵庫県民会館 けんみんホール
〒650-0011 神戸市中央区下山手通り4-16-3
Tel. 078-321-2131
http://hyogo-arts.or.jp/arts/kai.htm

はじめの挨拶 13:30 ~ 13:40
(公財)藤原ナチュラルヒストリー振興財団理事長 下河邉和彦

第1部 13:45 ~ 15:05 基調講演
池田忠広・太田英利(人と自然の博物館/兵庫県立大学)
篠山層群の化石群:恐竜とともに生きたカエル・トカゲ――滅びたものたち、生き残ったものたち
高橋 晃・高野温子(人と自然の博物館/兵庫県立大学)
兵庫県の植物相研究:播磨の絶滅危惧種オチフジの秘められた生活史

第2部 15:15 ~ 16:50 パネルディスカッション
コーディネーター:太田英利
パネリスト: 岡本 卓(京都大学)
角野康郎(神戸大学)
光明義文(東京大学出版会、財団評議員)
西方敬人(甲南大学)

閉会の挨拶 16:55 人と自然の博物館館長 中瀬 勳

主催 公益財団法人 藤原ナチュラルヒストリー振興財団
Tel. 03-3713-5635 URL: http://www.fujiwara-nh.or.jp
共催 兵庫県立人と自然の博物館 兵庫県立大学自然・環境科学研究所
後援 自然史学会連合/日本分類学会連合/(公社)日本動物学会/(公社)日本植物学会
(一社)日本地質学会/(一社)日本生態学会/関西自然保護機構/日本古生物学会/兵庫県教育委員会

大阪市立自然史博物館 第47回特別展「氷河時代-化石でたどる日本の気候変動-」7/16〜10/16

大阪市立自然史博物館では、平成28年7月16日(土)から10月16日(日)まで、特別展「氷河時代-化石でたどる日本の気候変動-」を開催します。
長い地球の歴史の中で、気候は大きく変動してきました。この特別展では、なぜ気候変動がおきるのかその仕組み、化石記録や地層から復元された過去の気候変動の歴史と現在の日本の自然環境の関わりについて紹介します。主な展示品として、ヤベオオツノジカをはじめとした岐阜県熊石洞産動物化石、世界的な地質標準時計となった福井県水月湖の年縞堆積物、大阪から産出した3種のワニ化石(マチカネワニ、キシワダワニ、タカツキワニ)、メタセコイアなどの大阪層群産出の植物化石などがあります。
会期:7月16日(土)〜10月16日(日)
※開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし月曜日が休日の場合はその翌日) ※8月15日は開館
会場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(大阪市東住吉区長居公園1-23)
観覧料:大人500円、高校生・大学生 300円
期間内特別展フリーパス 大人1000円、高大生600円
※本館(常設展)とのセット券は、大人700円、高大生400円。
※本館(常設展)、長居植物園への入場は別途料金が必要です(セット券を除く)。
主催:大阪市立自然史博物館
後援:日本植生史学会、日本地質学会、日本第四紀学会、日本古生物学会、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会
協力:国立科学博物館、国立極地研究所、大阪大学学術総合博物館、きしわだ自然資料館、立山カルデラ砂防博物館、滋賀県立琵琶湖博物館、奈良文化財研究所など
問合せ先:大阪市立自然史博物館(TEL:06-6697-6221)
ホームページ:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
また、関連行事として、以下の3回の講演会を企画しております。特別展と合わせて、多くの方々の参加をお待ちしております。
<3回とも共通して>
会 場:大阪市立自然史博物館 本館 講堂
参加費:無料(ただし自然史博物館本館の入館料が必要)
申込み:不要、直接会場へお越しください
●「暴れる時代と暴れない時代:人類は気候の激変期をどのように生きたか」
講 師:中川 毅 氏(立命館大学 古気候学研究センター センター長)
日 時:7月16日(土) 午後1時~3時
●「森の古文書:花粉化石に記録された氷期からの森の移り変わり」
講 師:高原 光 氏(京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 教授)
日 時:8月20日(土) 午後1時~3時
●「第四紀後期の日本の哺乳類の移り変わり -過去5万年の変化とそれからわかること-」
講 師:河村 善也 氏(愛知教育大学 自然科学系理科教育講座 特別教授)
日 時:9月24日(土) 午後1時~2時30分

これらの他にも、子ども向けワークショップ、学芸員によるギャラリートークなど、多くの特別展関連行事を企画しています。詳しくは大阪市立自然史博物館ホームページをご覧ください。

アースウォッチジャパン野外調査プログラム募集のご案内(2017年度)

アースウォッチは、人手が必要な野外調査に、一般市民をボランティアとして派遣することにより、調査研究の人的支援を促進し、一般の方に研究への理解を深めている認定NPO法人です。重要度を増す環境保全分野に加えて、自然環境の再生・修復・伝統的利用・循環を追求する研究を広く支援し、研究の意義をより多くの市民に知っていただくために、日本国内の調査プログラムに協働する研究を公募しています。

応募締切: 2016年7月20日(水)
詳細:http://www.earthwatch.jp/for_researchers/sac_apply.html

滋賀県琵琶湖博物館の学芸員・学芸技師の公募

滋賀県琵琶湖博物館の学芸員または学芸技師の公募情報

以下の条件で、滋賀県(琵琶湖博物館)が学芸員または学芸技師を公募しています。
○ 受付期間 平成28年(2016年)5月27日(金)~平成28年(2016年) 6月16日(木)
○ 第1次考査日時および方法
日時 平成28年(2016年)7月上旬
方法 応募者の研究業績、識見・表現力等について書類審査を行います。
1 採用職種:学芸員または学芸技師
2 採用予定人員:考古学 1名
3 受験資格:次のいずれにも該当する者が受験できます。
ア 修士もしくは博士の学位を有する者またはこれに準ずる能力を有する者
イ 考古学を専攻した者で、縄文時代もしくは弥生時代の生活・生業史または環境考古学に関する研究を行うことができる者
ウ 研究以外の博物館事業に優れた実践経験がある者または研究以外の博物館事業に意欲的である者で、博物館運営に必要な資料の収集・整理・保管、展示、情報、交流、サービス等の事業に従事できる者
エ 学芸員資格を有する者もしくは採用後すみやかに学芸員資格を取得できる者
オ 昭和51年4月2日以降に生まれた者
カ 行政サービスに支障のない日本語能力を有する者
4 勤務の条件
(1) 採用の時期 平成28年10月1日
(2) 勤務先 滋賀県立琵琶湖博物館

詳しくは滋賀県琵琶湖博物館のウェブサイトhttp://www.lbm.go.jp/をご覧下さい。