第29回日本植生史学会大会の大会, 懇親会, 巡検の参加申込み締切は、10月31日(金)必着です。お申込は申込みフォームをご利用ください。
日時
- 11月21日(金)午後:幹事会
- 11月22日(土)午前:幹事会, 評議員会 午後:公開シンポジウム, 懇親会
- 11月23日(日)一般研究発表(口頭・ポスター), 総会
- 11月24日(月・祝)巡検(第38回日本植生史学会談話会)
会場
鹿児島大学郡元キャンパス稲盛会館
鹿児島市郡元一丁目21-40
主催&共催
日本植生史学会(主催)
鹿児島大学(共催)
大会実行委員
本田道輝(委員長), 中村直子, 大西智和, 真邉 彩, 江口誠一, 星野安治
費用(当日徴収)
【参加費】(要旨代を含む)一般会員・非会員 3,000円, 学生会員 1,000円
【懇親会費】一般会員・非会員 5,000円, 学生会員 3,000円(懇親会費は直前のキャンセルの場合, キャンセル料をいただくことがあります。)
懇親会会場
昼食
11月23日(日)の昼食として, 弁当の注文を受け付けます。ご希望の方は, お名前・個数をtaikai29(at)hisbot.jp((at)を@に置き換えてください)までお知らせください。弁当の注文締め切りは11月14日(金)とさせていただきます。大会受付でお支払いいただきますと, 弁当引き換え券をお渡しします。弁当代は850円(お茶込み)です。大会会場の稲盛会館周辺には食堂が少なく, またキャンパス内にある大学生協食堂は11月23日(日)の営業を行っておりません。11月23日(日)の昼食時間は短いため, 弁当を注文されない方は各自事前に用意されることをお勧めします。
宿泊
宿泊施設は市内中心部に多数ありますので,各自でご予約ください。
(大会会場や巡検集合場所へのアクセスには, 鹿児島中央駅や天文館周辺が便利です。)
交通案内
鹿児島大学郡元キャンパス
鹿児島空港より鹿児島中央駅へのアクセス
リムジンバス鹿児島市内行き 鹿児島中央駅下車(約40分)
鹿児島中央駅より会場へのアクセス(中央駅東口より)
【市電】郡元行き 工学部前電停下車(約10分,170円)
【市営バス】9・11・20 番線(鴨池港行き)鹿大正門前,または法文学部前下車(約 10 分,190 円) (鹿児島市交通局) ※連休ですので宿泊・交通など, 早めにご準備ください。
大会プログラム
11月22日(土)
- 09:00-10:30 幹事会(中会議室)
- 11:00-12:30 評議員会(中会議室)
- 12:30-13:30 受付(稲盛会館入口)
- 13:30-16:30 公開シンポジウム(ホール)
公開シンポジウム「火山とともに生きる-南九州の火山活動と植生史・人類史-」
オーガナイザー:杉山真二,本田道輝
- 13:30-13:50 趣旨説明 本田道輝(鹿児島大学法文学部)
- 13:50-14:20 話題1 井村隆介(鹿児島大学理学部)南九州の巨大噴火を読み解く
- 14:20-14:50 話題2 杉山真二(古環境研究所)縄文時代の巨大噴火は南九州の植生にどのような影響を及ぼしたのか?
- 15:00-15:40 話題3 桒畑光博(都城市教育委員会)南九州の人々は,火山災害にどのように向きあってきたのか?
- 15:45-16:30 討論
- 17:30-20:00 懇親会(教育食堂 EDUCA)
11月23日(日)
- 08:30-09:00 受付(稲盛会館入口)
- 9:00-11:05 口頭発表A(ホール)
- 11:05-12:05 総会(ホール)
- 12:05-12:45 昼食
- 12:45-14:25 ポスター発表(ロビー・12:45-13:35 奇数番号, 13:35-14:25 偶数番号)
- 14:25-16:30 口頭発表 B(ホール)
口頭発表A-1「生態, 古生態, 環境変動」 座長:大井信夫(ONP研究所)
- 【O-01】09:00 金原正明*(奈良教大), 塩地潤一(大分市教委), 金原正子(古環境研究所)東北部九州におけるアカ ホヤ火山灰の植生への影響-大分市横尾遺跡における植生変遷から-
- 【O-02】09:15 佐瀬 隆*(北方ファイトリス研究室), 細野 衛(東京自然史研究機構)長野県長和町広原湿原地域における MIS5a 以降のササ類の地史的動態と黒ボク土層生成史
- 【O-03】09:30 高原 光(京都府大)最終氷期最盛期以降の植生史からみた隠岐島における特異な植生
- 【O-04】09:45 百原 新*(千葉大), 三宅 尚(高知大), 赤崎広志(宮崎県総合博), 白池 図(宮崎地質研究会)宮崎県えびの市の最終氷期植物化石群
- 10:00-10:05 休憩
口頭発表A-2「生態, 古生態, 環境変動」 座長:大山幹成(東北大)
- 【O-05】 10:05 西内李佳*, 百原 新(千葉大), 大里重人(土質リサーチ), 遠藤邦彦(日大)北関東丘陵域における最終氷期後期の植物相
- 【O-06】 10:20 吉田明弘*(明治大), 紀藤典夫(北海道教大), 鈴木智也(ホープス), 鈴木三男(東北大)北海道万畳敷湿原における完新世の植生変遷と気候変動
- 【O-07】 10:35 森 将志*, 鈴木 茂(パレオ・ラボ), 工藤雄一郎(歴博), 能城修一(森林総研), 佐々木由香, スダルシャン・バンダリ(パレオ・ラボ)千葉県市川市道免き谷津遺跡における縄文時代後半から古代にかけての植生変遷
- 【O-08】 10:50 木村勝彦*(福島大), 中塚 武(地球研), 小林謙一(中央大), 角田徳幸(島根県教委)BC2300 年に 達する年輪酸素同位体比物差しの構築と三瓶スギ埋没林の暦年代決定
- 11:05-12:05 総会
- 12:05-12:45 昼食
- 12:45-14:25 ポスター発表(12:45-13:35 奇数番号,13:35-14:25 偶数番号)
A「生態, 古生態, 環境変動」
- 【P-01】星野フサ*(北大総合博), 卜部厚志, 片岡香子(新潟大)APG分類体系による花粉分析-苗場山山頂湿地-
- 【P-02】髙橋かおり*(立正大), 卜部厚志, 崎尾均(新潟大), 米林仲(立正大)佐渡ヶ島加茂湖の完新世中期以降の花粉分析
- 【P-03】小椋純一(京都精華大)森林火災跡地に残された微粒炭等炭化物についての基礎的研究(5)
- 【P-04】平塚直史*, 江口誠一(日大), 桑原和之(千葉県立中央博), 箕輪義隆(千葉市野鳥の会)房総半島の遺跡から産出した鳥類化石群とその生息環境との関係
- 【P-05】河合貴則*, 高原 光, 小滝篤夫, 佐々木尚子(京都府大), 林 竜馬(琵琶湖博), 植村和博(佛教大学), 中川和也(京都府埋文調査研究センター)近畿地方の日本海沿岸地域と内陸地域におけるMIS3からMIS2への植生変遷
- 【P-06】嶋田美咲*, 高原 光(京都府大), 山田圭太郎, 竹村恵二(京大)大分県小田の池湿原堆積物の花粉分析および微粒炭分析に基づく完新世の植生変遷
- 【P-07】吉田明弘(明治大)青森県小川原湖における花粉化石データによる完新世の気候変動シグナル
- 【P-08】崔聖国*, 辻 誠一郎(東大), 安昭炫(パレオ・ラボ)東北北部, 野辺地地域の最終間氷期以降の森林植生史
B「人と植物の関係史」
- 【P-09】渋谷綾子(歴博)加工対象物か, それともコンタミネーションか?日本の残存デンプン粒分析における議論の動向
- 【P-10】杉山拓己*(橿考研), 松元美由紀, 辻 康男, 田中義文, 辻本裕也(パリノ・サーヴェイ)奈良県八条北遺跡における縄文時代後期の植物利用-放棄流路内から検出された堅果類を中心に-
- 【P-11】中村直子*, 松﨑大嗣, 吉本美咲(鹿児島大)種子島土器圧痕調査からみた弥生・古墳時代の栽培植物
- 【P-12】箱崎真隆*, 中村俊夫(名古屋大), 大山幹成(東北大), 木村淳一(青森市教委)14C-spike matching による青森県新田(1)遺跡アスナロ材の年代決定
- 【P-13】西本 寛*(愛知大), 中村晋也(金沢学院大), 中村俊夫(名古屋大)ラクチトール含浸木材の14C年代測定に向けた基礎研究
- 【P-14】大西智和*(鹿児島国際大),真邉 彩(鹿児島県埋文センター),鐘ヶ江賢二(鹿児島国際大),関 一之(姶良市教委)鹿児島県姶良市市頭C遺跡SK38土壌サンプルのウォーターセパレーション分析
- 【P-15】下野真理子*, 竹中正巳(鹿児島女子短大), 寒川朋枝(鹿児島大), 澄田直敏, 野﨑拓司, 松原信之(喜界町埋文センター)喜界島川尻遺跡石蓋土坑墓出土人骨の歯石から検出されたデンプン粒
- 【P-16】山本 華*(早稲田大), 佐々木由香(パレオ・ラボ), 亀田直美(西東京市教委), 大網信良(早稲田大), 米田恭子(パレオ・ラボ)東京都下野谷遺跡の土器圧痕にみる縄文中期の植物利用
- 【P-17】佐藤征弥*, 加藤愛里(徳島大), 栄花 茂(日本北方圏域文化研究会), 高田克彦(秋田県大)北奥羽地方のイチョウ古木の遺伝的特性の解析
- 【P-18】安昭炫*,孔智賢,黒沼保子(パレオ・ラボ),大韓文化財研究院 植物遺体群からみた韓国凰山遺跡の植物資源利用
- 【P-19】酒井 慈*, 百原 新(千葉大), 工藤雄一郎(歴博)道免き谷津遺跡の縄文時代後期から弥生時代にかけての植生変遷と人間活動
- 【P-20】赤司千恵*(学振PD・東大), 石田恵子, 下釜和也(古代オリエント博)シリア鉄器時代の出土植物遺存体
- 【P-21】伊藤由美子*(青森県史編纂グループ), 羽生淳子(地球研), 大西智和(鹿児島国際大), 稲野裕介(元北上市教委)青森市合子沢松森遺跡から出土したウルシ科果実の同定について
- 【P-22】金原正明(奈良教大)堆積要素としての植物遺体と炭化物
C「分類・系統,生物地理」
- 【P-23】矢部 淳*, 植田弥生(科博)第四紀大型植物遺体データベースの整備について(予報)
口頭発表B-1「人と植物の関係史」 座長:伊藤由美子(青森県史編纂グループ)
- 【O-09】14:25 荒川隆史(新潟県埋文調査事業団)遺跡出土クリ材から見た縄文クリ林の生育環境
- 【O-10】14:40 能城修一*(森林総研), 村上由美子(地球研), 佐々木由香(パレオ・ラボ)西日本の縄文時代晩期から古墳時代におけるイチイガシ材の利用とその意味
- 【O-11】14:55 鈴木三男*, 小林和貴(東北大)能城修一(森林総研), 佐々木由香(パレオ・ラボ)縄文時代の樹皮利用-桜皮と樺皮-
- 【O-12】15:10 那須浩郎*(総研大), 中沢道彦(長野県考古学会), 中村 豊(徳島大), 森泉かよ子(佐久市教委), 会田進(明治大)縄文‐弥生移行期におけるアズキ亜属の大型化
- 15:25-15:30 休憩
口頭発表B-2「人と植物の関係史」 座長:渋谷綾子(歴博)
- 【O-13】15:30 遠藤英子(首都大)弥生農耕は稲作に特化したのか?-レプリカ法からみた穀物栽培の多様性-
- 【O-14】15:45 鈴木伸哉*(東京都埋文センター), 妹尾淳史(首都大), 大山幹成(東北大), 山田昌久,森 美加(首都大)臨床用 MR 装置を用いた出土木材の非破壊年輪計測
- 【O-15】16:00 佐々木由香*, 米田恭子(パレオ・ラボ), 小林和貴(東北大)遺跡出土鱗茎同定のための識別方法
- 【O-16】16:15 金原正明*(奈良教大), 田崎博之(愛媛大), 金原正子(古環境研究所)農耕・生業空間の認識と認定要素としての植物遺体