シンポジウム「日韓における穀物栽培の開始と農耕技術」開催のお知らせ

山梨県立博物館では,日本列島の農耕の起源を求めて,日韓の研究者と共同で,日本及び韓国内における調査・研究を行ってきました。本シンポジウムでは,その研究成果を紹介し,日韓の穀物栽培の開始と農耕技術について考えていきます。詳細は,以下のちらし,リンクをご覧ください。

日韓シンポチラシ5

http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_event_20130825sympo.html

[主催]
山梨県立博物館・山梨県考古学協会

[日時・場所]
平成25年8月25日(日曜) 午前10時から午後5時まで
山梨県立博物館 生涯学習室

※参加費無料・申込不要です。お気軽にご参加ください。

[内容]
10:00〜10:05 開会のあいさつ
10:05〜10:15 趣旨説明 中山誠二(山梨県立博物館)
10:15〜10:45 紀元前6千年紀から紀元前後までの日韓編年対比 庄田慎矢(奈良文化財研究所)
10:45〜11:20 日韓における植物栽培と穀物農耕の開始 中山誠二(山梨県立博物館)
11:20〜12:00 韓国新石器時代から青銅器時代の集落の特徴と変化 ユ・ビョンロク(ウリ文化財研究院)
12:00〜13:00 昼食・休憩
13:00〜13:40 韓国新石器時代から青銅器時代の農耕関連遺跡 キム・ビョンソプ(慶南発展研究院)
13:40〜14:10 プラント・オパール土器胎土分析からみた雑穀の利用 外山秀一(皇学館大学)
14:10〜14:40 韓国新石器時代から青銅器時代の石器使用痕分析 原田幹(愛知県教育委員会)
14:40〜15:10 日本内陸地域の縄文集落と生業構造 佐野隆(北杜市教育委員会)
15:10〜15:40 西日本―突帯文土器分布圏―における植物栽培の出現 浜田竜彦(鳥取県立むきばんだ史跡公園)・中沢道彦(長野県)
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:55 討論 司会:植月学(山梨県立博物館)
16:55〜17:00 閉会のあいさつ