生きている化石「メタセコイア」−化石発見75周年・生存発見70周年−記念行事のご案内

1941年に三木博士により、メタセコイアが化石で発見されて75年、1946年に中国での生存が論文発表されて70年を記念して、メタセコイアにゆかりのある大阪市立大学理学部附属植物園と大阪市立自然史博物館が中心となり、5つの記念事業を行います。       →記念事業公式サイト

申し込みの必要な行事もあります。申し込み先は、大阪市立大学理学部附属植物園です。大阪市立自然史博物館ではありません。

(1)記念講演会 メタセコイア発見の経緯、日本への普及、都市景観を作るメタセコイアについて紹介します。

日時:10月22日(土)午後1時〜4時30分

会場:大阪市立大学文化交流センター(大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階)

【演題】

1.「メタセコイアと大阪」飯野盛利(大阪市立大学理学部附属植物園 園長)

2.「三木茂博士によるメタセコイアの発見」南木睦彦(流通科学大学 教授)

3.「生きているメタセコイアの発見と普及」塚腰 実(大阪市立自然史博物館 主任学芸員)

4.「メタセコイアと文化創造:占領軍からの贈り物」岡野 浩(大阪市立大学都市研究プラザ 教授)

定員:100名

申込み:10月6日(木)締切。参加費は無料。

 

(2)特別陳列「三木茂博士が研究したメタセコイアの化石」 メタセコイア発見の元になった標本、中国でのメタセコイア発見と日本での普及の歴史を展示します。

期間:10月29日(土)〜11月20日(日)

会場:大阪市立自然史博物館 本館 2階イベントスペース(大阪市東住吉区長居公園1-23)

 

(3)現地化石見学会 野洲川流域の270万年前の地層の中にある、メタセコイアの化石を観察します。足場の悪い河原を含む5kmを歩く健脚向きの行事です。

日時:11月13日(日)午前10時〜午後3時(雨天および前日までの雨で川が増水した場合は中止)

場所:滋賀県湖南市 定員:25名 対象:小学4年生以上(ただし小学生は保護者同伴)

申込み:10月27日(木)締切。参加費は無料。現地までの交通費が必要。

 

(4)オープンセミナー「三木茂博士によるメタセコイア化石の発見」 三木博士は、どんな特徴に注目して、世界の研究者が発見できなかったメタセコイアを発見したのかを解説します。

日時:11月5日(土)午後1時30分〜午後3時

会場:大阪市立自然史博物館 講堂

講師:塚腰 実(大阪市立自然史博物館 地史研究室)

※講演終了後、特別陳列の展示会場でも解説を行います。

申込み:不要。定員200名(当日先着順)。自然史博物館の入館料が必要(大人300円、中学生以下無料)。障害者手帳をお持ちの方、大阪市在住の65歳以上方(要証明)は無料。

 

(5)大阪市立大学理学部附属植物園観察会

メタセコイアは、100万年前まで大阪平野に生育していました。大阪にメタセコイアが生育していた時代の植物を集めた太古の森を観察します。また、1950年にアメリカからメタセコイア保存会へ贈られたメタセコイアの苗木の成長した姿も見てみましょう。

日時:11月27日(日)午後1時30分〜午後3時(小雨決行)

会場:大阪市立大学理学部附属(大阪府交野市私市2000)

定員:40名

申込み:11月10日(木)締切。参加費は無料。ただし、植物園入園料が必要(大人350円、中学生以下無料)。障害者手帳をお持ちの方、大阪市在住の65歳以上方(要証明)は無料。

 

(1)(3)(5)の行事には申込みが必要です。申込先は自然史博物館ではなく大阪市立大学理学部附属植物園です。

【申込方法】往復はがき、電子メール、FAXのいずれかで、「参加行事名」、参加希望者全員の氏名、年齢(学年)、住所、電話番号、および返信先(宛名またはFAX番号)をご記入の上、必ず1行事1通ずつで、大阪市立大学理学部附属植物園「生きている化石メタセコイア」係までお申し込みください。

 

申込み先:〒576-0004 大阪府交野市私市2000 大阪市立大学理学部附属植物園 FAX:072-891-2101 電子メール:b-garden(at)sci.osaka-cu.ac.jp ((at)を@に置き換えてください)

 

【問合せ】大阪市立自然史博物館 塚腰 実  mtsuka(at)mus-nh.city.osaka.jp 電話06-6697-6221
※(at)を@に置き換えてください