2014年12月15日に緊急公開シンポジウム「デング熱と蚊の分類と自然史標本」が日本学術会議講堂にて開催されます。参加費無料、事前申し込みは不要です。
最近日本各地で発生したデング熱は、小さな昆虫の動向が社会に大きな動揺をもたらすことを示した。この間、デング熱の病態や治療についてはマスコミ等で多く報道されてきたが、媒介昆虫である蚊の分類学、および分類学に必要不可欠な自然史標本について、いまだに社会の理解が浅いことが判明した。媒介昆虫の分類と同定を誤れば社会に多大な影響を与えかねない。そこで、自然史標本の公的位置づけについて議論を続けている日本学術会議「自然史財の保護と活用分科会」が中心となり、分類学と自然史標本が昆虫媒介感染症に果たす意義を社会に知らしめることを目的とする。
- 【日時】2014年12月15日(月)13:00-17:00
- 【場所】日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
- 【主催】日本学術会議 自然史財の保護と活用分科会、動物科学分科会、自然史・古生物分科会
- 【共催】日本分類学会連合
- 【後援】アース製薬株式会社
プログラム等は以下のリンク(PDF)からご確認ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/204-s-2-2.pdf