シンポジウム「国外生物試料の研究と生物多様性条約に伴うABS問題」のお知らせ

2013年9月13日、(公社)日本植物学会・日本学術会議共催シンポジウム「国外生物試料の研究と生物多様性条約に伴うABS(Access to genetic resources and Benefit Sharing)問題」が開催されます。詳細は以下をご覧ください。

生物多様性条約(CBD)の目的の1つにABS「遺伝資源の利用から生じた利益の公平で衡平な配分」があります。実施国際法として2010年に名古屋ABS議定書(NP)が採択されました。現在加盟国は、15カ国ですが、日本でも国内法整備と議定書への加盟を準備しようとしております。CBD発効以来、生物多様性へのアクセスには、法的及び倫理的配慮が必要でしたが、今後はNPの発効を意識し、学術研究としてルールの遵守が必要となります。本シンポジウムは、そのルールに関する最新情報と、ルールに従ってなされる今後の学術研究の役割について理解を深めることを目的として開催されます。

戸部 博
(公社)日本植物学会会長

(公社)日本植物学会・日本学術会議共催シンポジウム(公開)
国外生物試料の研究と生物多様性条約に伴うABS(Access to genetic resources and Benefit Sharing)問題

場所:北海道大学高等教育推進機構N棟大講堂(J会場)
日時:9月13日(金)、午後2:30-5:30

演題
1. 渡邉和男(筑波大 遺伝子実験センター)
「生物多様性に関わる国際取り決めと学術研究の関係」

2. 堀上 勝(環境省・生物多様性施策推進室)
「名古屋議定書に係る国内措置のあり方検討会の検討状況について」

3. 鈴木睦昭(国立遺伝学研究所)
「学術研究分野における名古屋議定書の国内措置検討の課題」

4. 村上哲明(首都大・牧野標本館)
「ABSに係わる日本の国内措置の方向性と多様性植物学分野の調査・研究」

5. 西田治文(中央大学・理工・生命)
「自然史資料収集とABS」

注:植物学会大会には参加されず、本シンポジウムにご参加を希望の方は、大会受付の総合案内へおいでください。名札(要着用)と要旨をお渡しします。