国際生物学賞は、昭和天皇の御在位60年と長年にわたる生物学の御研究を記念するとともに生物学の奨励を図るため昭和60年(1985年)に設けられました。このたび、第30回(平成26年度)の受賞者として、ピーター・クレイン博士(イェール大学)が決定しました。博士は、世界に先駆けて古生物学と現生植物の情報を統合して、植物の系統・進化史を研究し、植物の系統解析研究をリードされてきた方で、今回の受賞を記念して、以下のシンポジウムが開催されます。
平成26年12月2日(火)【研究者、大学生・大学院生等対象】
クレイン博士の特別講演や、動物・植物・菌類・古植物の分類と進化に関わる世界の先端的研究者による、生物の多様性と系統・進化に関する講演会(言語:英語、特別講演のみ同時通訳)
場所:日本学士院(東京・上野)
時間:10:00~17:30
平成26年12月3日(水) 【一般の方対象】
日本の著名な研究者による、生物多様性と系統・進化に関する研究や成果を多くの方に知っていただくための講演会(言語:日本語)
場所:国立科学博物館(東京・上野)
時間:10:00~15:30
シンポジウムの詳しい内容とお申し込み
国際生物学賞記念シンポジウムウェブページよりご確認ください。事前申し込みが必要です(11/20〆切)。席に限りがありますので、早めの申し込みをよろしくお願いいたします。