第29回日本植生史学会大会を下記の要領で開催します。
日時
2014年11月21日(金)午後:幹事会
2014年11月22日(土)午前:幹事会,評議員会 午後:公開シンポジウム,懇親会
2014年11月23日(日) 一般研究発表(口頭・ポスター),総会
2014年11月24日(月・祝) 巡検(第38回日本植生史学会談話会)
会場
鹿児島大学郡元キャンパス稲盛会館(鹿児島市郡元一丁目21-40)
費用(当日徴収)
参加費(要旨代を含む):一般会員・非会員 3,000円,学生会員 1,000円
懇親会費:一般会員・非会員 5,000円,学生会員 3,000円
(懇親会費は直前のキャンセルの場合,キャンセル料をいただくことがあります。)
懇親会会場
宿泊
宿泊施設は市内中心部に多数ありますので,各自でご予約ください。
大会会場や巡検集合場所へのアクセスには鹿児島中央駅や天文館周辺が便利です。
交通案内
鹿児島大学郡元キャンパス
鹿児島空港から鹿児島中央駅へのアクセス
リムジンバス鹿児島市内行き 鹿児島中央駅下車(約40分)
鹿児島中央駅から会場へのアクセス
【市電】郡元行き 工学部前電停下車
【市営バス】9・11・20番線(鴨池港行き)鹿大正門前,または法文学部前下車
(鹿児島市交通局)
※連休ですので宿泊・交通など,早めにご準備ください。
主催
日本植生史学会
大会実行委員
本田道輝(委員長),中村直子,大西智和,真邉彩,江口誠一,星野安治
大会プログラム
(詳細は,後日郵送する大会のご案内(最終報)でご確認ください。)
11月22日(土):公開シンポジウム,懇親会
12:30~13:30 受付(稲盛会館入口)
13:30~16:30 公開シンポジウム(ホール)
公開シンポジウム:「火山とともに生きる‐南九州の火山活動と植生史・人類史‐」
オーガナイザー:杉山真二,本田道輝
趣旨:本年は,桜島の大正大噴火からちょうど100周年を迎えている。世界でも有数の火山地帯である南九州では,先史以来いくたびもの火山噴火が起こり,火山災害と植生や人類活動の復活が繰り返されてきた。一方,温泉や鉱物資源などの火山の恩恵を受容するなど,火山と共生してきた地域でもある。近年の火山研究の進展や,発掘調査での火山噴出物に関連するデータの蓄積等によって,火山活動が植生に与える影響や人類の火山災害への対応についても詳細な議論が可能になってきている。本シンポジウムでは,南九州を中心とする過去3万年の火山活動と植生史・人類史の関係性について議論を深めたい。
- 趣旨説明:本田道輝(鹿児島大学法文学部)
- 話題1:井村隆介(鹿児島大学理学部):南九州の巨大噴火を読み解く
- 話題2:杉山真二(古環境研究所):縄文時代の巨大噴火は南九州の植生にどのような影響を及ぼしたのか?
- 話題3:桒畑光博(都城市教育委員会):南九州の人々は,火山災害にどのように向きあってきたのか?
17:30~20:00:懇親会(教育食堂EDUCA)
11月23日(日):一般研究発表(口頭・ポスター),総会
8:30~ 9:00 受付(稲盛会館入口)
9:00~11:00 口頭発表(ホール)
11:00~12:00 総会(ホール)
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 ポスター発表(ロビー)
14:30~16:30 口頭発表(ホール)
大会参加,及び一般研究発表の申込み
一般研究発表については,A「生態,古生態,環境変動」,B「人と植物の関係史」,C「分類・系統,生物地理」のテーマ別に,口頭発表とポスター発表を募集します。大会参加は10月30日までに,一般研究発表を希望される場合は10月10日までに,下記の要領でお申込み下さい。講演要旨も下記の要領にて作成し,電子メールに添付して10月24日までにお送り下さい。
口頭発表:時間は質疑応答を含め15分。発表の際はパワーポイント(Windows・Mac双方対応)をご使用下さい。申込み多数の場合,ポスター発表に変更をお願いすることもあります。
ポスター発表:ポスターボードは幅88cm,高さ150cmです。
申込期限
- 一般研究発表 10月10日(金)17:00
- 講演要旨 10月24日(金)必着
- 大会・懇親会・巡検の参加10月31日(金)必着
※巡検参加に関しては,定員に達した場合,期限日より前に締め切ることがあります。
申込方法
学会Webサイトにある申込フォームに,以下の事項を記入しお申込み下さい。
①氏名・所属,②連絡先(住所,電話番号,電子メールアドレス),③会員種別(一般会員/学生会員/非会員),④懇親会の参加/不参加,⑤一般研究発表の有無。
なお,一般研究発表をされる方は,次の項目もご記入下さい:
⑥発表形式(口頭/ポスター),⑦発表タイトル,⑧氏名・所属(連名の場合,発表者の左側に○印を付ける。),⑨発表分野(A「生態,古生態,環境変動」/B「人と植物の関係史」/C「分類・系統,生物地理」)。申込み時の内容でプログラムを作成しますので,変更のないようお願いします。また,巡検を希望する場合,⑩巡検の欄に,巡検への参加を希望する旨,記載して下さい。
講演要旨の執筆要領
講演要旨を以下の要領にしたがい作成し,そのPDFファイルを第29回大会実行委員会の電子メールアドレス<taikai29(at)hisbot.jp>((at)を@に置き換えてください)に送付して下さい(MS-Wordファイルは不可)。
1)原稿は,A4判白紙を縦置き・横書きで使用します。枚数は2ページ以内です。
2)最初に和文で表題と著者名(所属)を,次に英文で著者名と表題を書き,1行空けてから本文を入れて下さい。
3)行数と1行の文字数は自由です(38行×45字程度を目安とする)。本文に図表を挿入することができます。
4)上下3cmずつ,左右2.5cmずつの余白をお取り下さい。
5)講演要旨原稿はAdobe Acrobat Reader 4.0かそれ以降のヴァージョンで表示・印刷可能なファイル形式で提出して下さい。
6)ファイルサイズは3.0MB以内です。
7)ページ番号などをこちらで挿入するため,パスワードなどのセキュリティ設定をしないで下さい。「印刷」,「テキストとグラフィックの選択」,「文章の変更」,「注釈とフォームフィールドの追加と変更」などは“許可”にして下さい。
8)ご提出いただいた原稿をそのまま印刷します。印刷は白黒です。作成したPDFファイルを各自で印刷し,図表に充分な解像度があるか,文字化けがないかを確認して下さい。
大会に関する連絡先
参加申込や要旨作成などに関するお問合わせは,大会実行委員<taikai29(at)hisbot.jp>((at)を@に置き換えてください)までお願いします。
巡検(第38回日本植生史学会談話会)のご案内
テーマ:「桜島火山植生巡検」
内容:鹿児島県本土の地盤は,火山堆積物であることが多い。エクスカーションでは,錦江湾沿岸部の各地の植生分布を観察する。まず,鹿児島県本土の一般的な森林景観である鹿児島市城山の遊歩道で,サツマ火山灰上に繁茂する照葉樹林を見学する。次に,桜島へ渡り,明治・大正・昭和期の溶岩・火山噴出物上の植生を観察し,火山罹災からの植生の復元状況や植物種類をとらえる。最後に,錦江湾沿いに大隅半島を北に回り,鹿児島県上野原縄文の森を見学し,先史時代の火山堆積物の地層および,当時の生活を学ぶ。
案内人:大木公彦(鹿児島大学名誉教授)
世話人:中村直子,大西智和,真邉彩
日程:11月24日(月・祝) 集合8:00頃・鹿児島市照国神社前(天文館近く) 解散・17:00頃・鹿児島空港,18:00頃・鹿児島中央駅
- 東京行き 17:50(SKY)・19:10(JAL)・19:40(ANA)
- 大阪(伊丹)行き 18:00(JAL)・18:45(ANA)
参加費:4000円程度(昼食代こみ)
定員:40名
申込期限:10月31日(金)(定員に達した場合,期限日より前に申込みを締め切ることがあります。)
申込方法:大会申込時に,学会Webサイトの申込みフォームからお申し込み下さい。