公開シンポジウム「縄文時代早期人とその生態―群馬県居家以岩陰遺跡を中心に―」のご案内
主催:日本第四紀学会・領域4(人類と生物圏)
科研費基盤研究S「半定住狩猟採集民の社会組織と葬制:骨考古学先端技術との連携による先史社会の復元」(代表:谷口康浩,國學院大學)
世話人:谷口康浩(國學院大學),工藤雄一郎(学習院女子大学),那須浩郎(岡山理科大学),百原新(千葉大学)
<趣旨>
日本第四紀学会は2017年度から5つの領域を中心とした活動に移行し,領域4「人類と生物圏」では人類と生物圏・環境の動的相互作用に関係する諸テーマに関する研究活動を支援・推進しております。
今回のシンポジウムでは,縄文時代早期を中心とした遺跡であり,多数の埋葬人骨が出土して注目を集めている群馬県居家以岩陰遺跡での研究成果を中心として,縄文時代早期という時期の特徴や,縄文時代早期人とその生活,当時の古環境などを議論します。日本第四紀学会の会員の皆様だけでなく,後氷期初頭における人と環境の関わりに関心がある皆様もぜひご参加ください。
日程: 2023年3月5日(日) 10〜17時
開催方法:オンライン開催(Zoomミーティング,最大500名まで,事前登録制)
プログラム:
10:00〜10:05 開会挨拶
10:05〜10:50 谷口康浩(國學院大學) 居家以岩陰遺跡の重要性
10:50〜11:20 百原 新(千葉大学) 縄文時代早期の古環境
11:20〜11:50 工藤雄一郎(学習院女子大学) 居家以岩陰遺跡の年代
昼休憩(70分)
13:00〜13:30 近藤 修(東京大学) 縄文時代早期人の特徴
13:30〜14:00 植田信太郎(東京大学)・水野文月(東邦大学) DNA分析が明らかにする縄文早期人の系統関係
休憩(10分)
14:10〜14:40 那須浩郎(岡山理科大学) 縄文早期人の植物利用―炭化種実分析から
14:40〜15:10 山崎京美(國學院大學文学部兼任講師) 動物遺存体からみる縄文早期の動物利用と古環境
15:10〜15:40 大工原 豊(國學院大學栃木短期大学) 黒曜石からみる縄文早期人の行動領域
休憩(10分)
15:50〜17:00 パネルディスカッション
閉会挨拶
<事前登録について>
日本第四紀学会の会員に限らず,どなたでもご参加いただけます。(参加費無料,先着500名まで)
3/4(土)までに以下のリンクにある申込みフォームから,事前登録を行ってください。登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
事前登録URL:
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZAtd-usrj8oGNdpPTHRtnYAm5j8xsNo8lPW
※登録者・参加者の上限を500人に設定しております。参加登録者が500名を越えた場合は新規の参加登録ができませんのでご注意ください。