2011年11月6日-7日に第33回日本植生史学会談話会を開催しました。
参加者は20名でした。
テーマ
下北半島猿ヶ森砂丘のヒバ埋没林
内容
下北半島太平洋岸の猿ヶ森砂丘には、約2000-500年前のヒバ埋没林があります。この埋没林はヒバの枯死木が立ったまま砂丘砂に埋もれているという、全国的にも極めて珍しいものです。これらのヒバは樹齢300-400年、直径100cm以上に達しているものもあります。現在、この砂丘地帯に自生するヒバはありませんが、かつてはヒバが生い茂る森林が形成されていたと考えられます。ヤマセが吹きつけ、砂丘砂も侵入する厳しい環境で、ヒバはどのような姿で生き続けてきたのか。
世話人
箱崎真隆・三宅徹也・伊藤由美子
日程
2011年11月6日(日)-17日(月)の1泊2日
11月6日(日)植生史学会大会終了後出発(16時30頃)馬門温泉冨士屋ホテル(野辺地町)泊
11月7日(月)巡検 冷水峠(ヒバ林観察) 猿ヶ森ヒバ埋没林見学-青森駅(16時-16時半)-新青森駅(16時半-17時)-弘前大学解散(17時半-18時)
参加費
15,000円-20,000円(バス代、宿泊費(一泊2食)、昼食代込み)