2010年7月17-18日に第31回日本植生史学会談話会を開催しました。
参加者は20名でした。
講習会
植生史解明のための室内実験法4 -初心者のための遺跡出土木材の切片作製と同定法-
内容
仕事や研究で樹種同定法を活用したい方のために、初心者を対象にして光学顕微鏡を用いた木材遺体の同定方法の解説・実習を行ないました。特に、出土木材の取り扱いや、樹種同定に適したプレパラートの作り方、顕微鏡操作時の注意点、樹種識別データベースの使い方などについて説明しました。講習会中に高解像度X線CTの見学も行いました。
講師
能城修一(森林総合研究所木材特性研究領域)
講師補助
佐々木由香・小林克也(パレオ・ラボ)
日時
2010 年7月17 日(土)13:00 から18 日(日)16:00 ごろまで
場所
中央大学後楽園キャンパス理工学部2号館5階2502 教室教養生物学実験室
主催
日本植生史学会
世話人
西田治文(中央大)・近藤 敏(市原市埋文センター)
スケジュール
一日目(17日土曜日)
13:00 集合
13:00-13:30 正確で効率的な同定を目指して(講義)
13:30-17:30 プレパラートの作製(実習)
18:00- 懇親会(有志のみ、参加費別途)
二日目(18 日・日曜日)
9:00 集合
9:00-10:00 顕微鏡テクニックについて(講義)
10:00-12:00 木材の同定-その1(実習)
13:00-15:00 木材の同定-その2(実習)
15:00-16:00 質疑応答
16:00 解散