第28回日本植生史学会大会の申込期限は以下の通りです。 大会・懇親会・(プレ)巡検の参加申し込み締切: 11月1日(金)必着 お申込は、第28回大会申込フォームをご利用ください。「未定」とされた方は11月1日までに大会実行委員会にメールでご連絡下さい。(taikai28(at)hisbot.jp ※(at)を@に置き換えてください)
【日時】
11月29日(金) 午後: 幹事会
11月30日(土) 午前: 幹事会, 評議委員会 午後: 公開シンポジウム, 論文賞授与式及び受賞記念講演,懇親会
12 月 1日(日) 午前・午後: 一般研究発表(口頭・ポスター), 総会
【会 場】
11月29-30日 高知市文化プラザかるぽーと(高知市九反田2-1)
12月1日 高知大学(高知市曙町2-5-1)
【主催・共催】
日本植生史学会(主催), 高知大学(共催)
【大会実行委員】
三宅尚(委員長), 石川愼吾, 比嘉基紀, 田中伸幸, 庄田慎矢, 佐々木由香
【費用】
(当日徴収,参加者数によって変更することがあります)
参加費: 一般会員・非会員 3,000円, 学生会員 1,000円(要旨集代を含む)
懇親会費: 一般会員・非会員 5,000円, 学生会員 3,000円
【チラシ】
こちらからダウンロード可能です。頒布のご協力をお願いします。
【懇親会会場】
高知会館(高知市本町5-6-42)
【昼食】
会場周辺の飲食施設マップを受付時にお配りしますが、昼食時間が短いため、2日目の昼食は各自事前に用意されることをお勧めします。
【宿泊】
宿泊施設は市中心部に多数ありますので、各自でご予約下さい。ただし、以下に示すホテルへの宿泊をご希望される場合、先方のご厚意により宿泊料金の割引が受けられますので、三宅(nmiyake(at)kochi-u.ac.jp ※(at)を@に置き換えてください)まで11月1日までにご連絡下さい(なくなり次第、受付を締め切ります)。
ザ・クラウンパレス新阪急高知:シングル 8,500 円, ツイン(2名1室利用時の1人あたり)7,500 円(朝食付き)
【交通案内】
(かるぽーと) JR高知駅からのアクセス JR高知駅に隣接する土佐電鉄「高知駅前」駅で電車に乗車、 「はりまや橋」駅で下車。徒歩5分。
JR高知駅までのアクセス
空路: 高知龍馬空港でJR高知駅行きの空港連絡バス(土佐電ドリームサービス 高知駅前観光)に乗車。かるぽーとに直接向かう場合「菜園場」停留所で下車。徒歩2分。
電車: 大阪から約3時間40分(山陽新幹線–>土讃線)。
車: 大阪から約4時間30分(高知道高知IC下車)。かるぽーとには駐車場(有料)がありますが、大学構内へのお車での入構はご遠慮下さい。
長距離高速バス: 東京方面からはJR四国バス(高知ドリーム号 出発地: 東京駅・新宿駅など)に乗車、「はりまや橋」停留所で下車。大阪方面からはJR四国バス(高知エクスプレス号
出発地: 三宮バスターミナル・難波駅・大阪駅など)に乗車、「はりまや橋」停留所で下車。徒歩5分。
【交通案内】
(高知大学) JR高知駅あるいは土電はりまや橋駅からのアクセス JR 高知駅から窪川、中村方面行きの列車に乗車、「朝倉」駅で下車。徒歩5分。
土電「はりまや橋」駅から朝倉,い の方面行きの電車に乗車,「朝倉(高知大学前)」駅で下車。徒歩1分。
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【大会プログラム】
11月30日(土)
09:00-10:30 幹事会(かるぽーと9階, 第1学習室)
11:00-12:30 評議員会(第1学習室)
12:00-受付開始(11 階, 大講義室前)
13:00-17:00 公開シンポジウム
13:00-13:10 趣旨説明 百原 新
13:10-13:40 話題1 最寒冷期っていつごろ? -その年代と環境,そしてヒトの動き -工藤雄一郎(国立歴史民俗博物館)
13:40-14:10 話題2 寒冷地と温暖地の植物はどのように分布していた? -東北日本から西南日本の種実化石から- 百原 新
14:10-14:20 休憩
14:20-14:50 話題3 西南日本にはどんな森があった? -花粉化石からわかってきたこと- 三宅 尚
14:50-15:20 話題4 “レフュージア”ってなに? -現生種のDNAから最寒冷期の温帯性植物の分布をさぐる- 瀬戸口浩彰(京都大学)
15:20-15:30 休憩
15:30-15:50 コメント 最寒冷期の森はいまどこにある?―北方植生のフィールド・ワークから- 沖津 進(千葉大学)
15:50-16:50 パネルディスカッション
17:00-17:45 論文賞授与ならびに受賞記念講演 佐瀬 隆「植物珪酸体群衆変動からみた北海道における最終間氷期以降のササの地史的動態 –ササを指標とした積雪・温量環境の推定-」(佐瀬 隆・細野 衛・三浦英樹, 第22巻2号, p57-70)
18:30-20:30 懇親会
12月1日(日)
08:30‐受付
08:45‐10:50 口頭発表(午前)口頭発表A,C
10:50‐11:20 総会
11:20‐11:50 昼食
11:50‐13:30 ポスター発表(11:50‐12:40奇数番号,12:40‐13:30偶数番号)
13:30‐16:00 口頭発表(午後)口頭発表B
口頭発表A-1「生態,古生態,環境変動」・C「分類・系統,生物地理」 座長:半田久美子
08:45 O-1 五十嵐香織*,栗田裕司(新潟大)鮮新世中期の東北日本太平洋側・日本海側における花粉化石分析に 基づく古植生比較
09:00 O-2 山川千代美*(琵琶湖博)・増尾はづき(ニトリ)・松本みどり(千葉大)・矢部 淳(科博)・三宅 尚 (高知大)鮮新統最上部古琵琶湖層群甲賀層産化石トガサワラ属の古生態について
09:15 O-3 EunKyoungJeong* (ChonbukNationalUniv.),KyungsikKim(ChonbukNationalUniv.),InSungPaik (Pukyong National Univ.), Mitsuo Suzuki (Tohoku Univ.), Kazuhiko Uemura (National Museum of Nature and Science) Woods of buried forest (Pleistocene) from the Is. Yeongdo, Busan, Korea
09:30 O-4 吉田明弘(明治大)長野県広原湿原の花粉組成からみた最終氷期以降の垂直的な植生分布の変遷
09:45-09:50 休憩
口頭発表A-2「生態,古生態,環境変動」 座長:辻本裕也
09:50 O-5 渡辺正巳*(文化財調査コンサル)・瀬戸浩二(島根大)花粉層序ほかによる松江城下町の地質断面
10:05 O-6 能城修一*(森林総研)・南木睦彦(流通科学大)・鈴木三男(東北大)・千種 浩,丸山 潔(神戸市教委)大阪湾北岸の縄文時代早期および中・後期の森林植生とイチイガシの出現時期
10:20 O-7 紀藤典夫*(北教大函館)・大槻隼也(川崎市立西生田中)・辻 圭子(無所属)・辻 誠一郎(東京大) 火山噴火の森林植生への選択的影響:十和田中掫テフラの例
10:35 O-8 木村勝彦*(福島大)・中塚 武(地球研)年輪酸素同位体比分析による縄文時代の暦年代軸の構築―広域での同調性の検討―
10:50‐11:20 総会
11:20‐11:50 昼食(会場周辺の飲食施設マップを受付時にお配りしますが,昼食時間が短いため,2日目の昼食は各自事前に用意されることをお勧めします。)
11:50‐13:30 ポスター発表(11:50‐12:40奇数番号,12:40‐13:30偶数番号)
A「生態,古生態,環境変動」
P-1 伊藤彩乃*,百原 新(千葉大)・福嶋 徹(むさしの化石塾)・福嶋 泉(首都大東京)・河上友宏,沖津 進 (千葉大)関東山地東縁に分布した約 170 万年前のブナ林の種組成
P-2 林 竜馬*(琵琶湖博)・高原 光(京都府立大)・井内美郎(早稲田大)・竹村恵二(京都大)琵琶湖堆積物 の花粉分析からみる過去 15 万年間の植生変動と気候システムの季節性
P-3 細野 衛*(東京自然史研究機構)・佐瀬 隆(北方ファイトリス研究室)・公文富士夫(信州大)長野県和田 峠近方,広原遺跡群土層の植物珪酸体記録による植生履歴
P-4 福嶋 徹*(むさしの化石塾)下部更新統加住層の多様な古植生 予報第1報 確認されたナラガシワ葉化石 密集層
P-5 半田久美子*,加藤茂弘(兵庫県立人と自然の博)・石田弘明(兵庫県立人と自然の博・兵庫県立大)宝塚市 丸山湿原の花粉化石群と微粒炭
P-6 嶋田美咲*,高原 光(京都府立大)・井村隆介(鹿児島大)・原口 強(大阪市立大)・米延仁志(鳴門教育 大)・林田 明(同志社大)山田和芳(早稲田大)九州南部における最終氷期最盛期以降の植生変遷―鹿児島県 藺牟田池堆積物の花粉分析
P-7 矢部 淳*(科博)・藤井良太(京都府立大)・百原 新(千葉大)・寺田和雄(福井県立恐竜博)・高原 光(京 都府立大)・林 竜馬(琵琶湖博)福井市北方,水切泥炭層の植物遺体に基づいた最終間氷期―最終氷期境界の 植生変遷
P-8 西内李佳*,百原 新(千葉大)・鈴木 茂(パレオ・ラボ)・遠藤邦彦(日本大)房総半島南端における約9,000 年前の花粉化石群集とその成因
P-9 一木絵理*,中村俊夫(名古屋大)・小林謙一(中央大)縄文時代早~前期の貝塚資料を用いた海洋リザーバ ー効果の検討
P-10 垣内彰悟*,辻 誠一郎(東京大)・一木絵理(名古屋大)・崔聖國(東京大)オホーツク海沿岸,常呂-佐呂間地域の縄文時代以降の環境史
P-11 辻本裕也*,辻 康男(パリノ・サーヴェイ)・廣田佳久(高知県埋文センター)高知平野東部の土佐湾沿岸に立地する考古遺跡での完新世中期以降の花粉分析
P-12 田中義文*,辻本裕也,辻 康男(パリノ・サーヴェイ)・廣田佳久,久家隆芳(高知県埋文センター)物部川沖積扇状地の完新世後半の古植生と地形発達史-高知市介良野遺跡での事例を中心に-
P-13 清永丈太(東京都)クロマツ成熟林の花粉粒生産量
P-14 箱崎真隆*,中村俊夫(名古屋大)・大山幹成,鈴木三男(東北大)北日本産アスナロ埋没木の樹木年輪をもちいた高精度放射性炭素年代測定
P-15 江口誠一*(日本大)・岡田直紀(京都大)・Somkid Siripatanadilok, Teera Veenin(カセサート大)タイ国内におけるフタバガキ科植物珪酸体化石の産出状況
P-16 小椋純一(京都精華大)広島県西部中国山地における微粒炭分析 B「人と植物の関係史」
P-17 渡辺彩花*,高原 光(京都府立大)・竹村恵二(京都大)九州北部由布岳周辺の草原地域における最終氷期 以降の植生と火事の変遷―微粒炭,植物珪酸体,花粉分析からみた草原の歴史―
P-18 安昭炫*(パレオ・ラボ)・崔聖國,守屋 亮,垣内彰悟(東京大)・黒沼保子,佐々木由香(パレオ・ラボ)・辻 誠一郎(東京大)・水戸部秀樹,大場正善(山形県埋文センター)遺構・遺物包含層の植物遺体群からみた押出遺跡の性格
P-19 安室 一*,辻 誠一郎(東京大)東北地方におけるスギ林史と人間活動
P-20 伊藤由美子*(青森県立郷土館)・野田尚志(三戸町教委)青森県三戸町沖中(2)遺跡から出土した炭化ウルシ科果実について
P-21 米田恭子*・佐々木由香(パレオ・ラボ)形状および細胞形態からみた縄文時代出土炭化鱗茎の同定法(予察)
P-22 真邉 彩(鹿児島大)圧痕レプリカ法による編組製品圧痕の復元と素材研究の可能性
P-23 小畑弘己(熊本大)圧痕種実の産状からみた土器混入雑穀の母集団の推定
P-24 遠藤英子(首都大東京)山ノ寺・夜臼I式土器から同定した栽培穀物
P-25 那須浩郎(総研大)古代から近代までの水田雑草の多様性変化:茅ヶ崎市本村居村B遺跡での事例
P-26 金原正明*(奈良教育大)・西野浩二(名古屋大)・久永美奈子,金原裕美子(古環境研究所)出土モモ核の形態の再検討と変遷の意義
P-27 高橋 敦*(パリノ・サーヴェイ)・本村充保(橿考研)四国地方における下駄の木材選択
P-28 西本 寛*(愛知大)・大谷 肇(名古屋工業大)・中村晋也(金沢学院大)・中村俊夫(名古屋大)PEG含浸木材の熱分解 GC-MS
口頭発表B-1「人と植物の関係史」 座長:小畑弘己
13:30 O-9 中山誠二(山梨県博)縄文時代のダイズ栽培と種実の形質変化
13:45 O-10 那須浩郎*(総研大)・佐々木由香(パレオ・ラボ)・会田 進(明治大)・中沢道彦(長野県考古学会)縄文時代中期におけるダイズとアズキの野生種と栽培種の共存
14:00O-11 遠藤英子(首都大東京)栽培穀物からみた四国島における農耕開始期の様相―縄文時代晩期〜弥生時代前期遺跡のレプリカ法調査から―
14:15O-12 中村 豊*(徳島大)・中沢道彦(長野県庁)徳島県吉野川下流域における縄文/弥生移行期の農耕関連資料
14:30 O-13 金原正明*(奈良教育大)・金原裕美子,池田正子(古環境研究所)窯跡に伴う農耕について
14:45-15:00 休憩
口頭発表B-2「人と植物の関係史」 座長:伊藤由美子
15:00O-14 吉川昌伸*(古代の森研究舎)・能城修一(森林総研)・工藤雄一郎(歴博)・吉川純子(古代の森研究 舎)・佐々木由香(パレオ・ラボ)・鈴木三男(東北大)鳥浜貝塚の植物資源利用
15:15O-15 酒井 慈*,百原 新(千葉大)・那須浩郎(総研大)・渡部徹也(指宿市考古博)・鷹野光行(お茶の 水大)鹿児島県指宿市における開聞岳のテフラに埋積した葉化石を用いた古墳時代・平安時代の植生復元
15:30O-16 鈴木伸哉*(首都大東京)・大山幹成(東北大)・星野安治(奈文研)・能城修一(森林総研)東京都新 宿区南元町遺跡より出土した木棺材の用材分析に基づく江戸の木材利用の変遷
15:45 O-17 山崎 健・松井 章(奈文研)動物考古学における現生標本の管理と公開