南アルプス地域を対象とした研究助成について

南アルプス地域で調査・研究を行う個人やグループ研究への助成金のご案内

静岡県では、ユネスコエコパークに指定された南アルプスにおける自然環境の保全や 地域文化の継承を目的に令和4年2月に「南アルプス学会」を設立しました。

南アルプス学会では、今年度も静岡県内を中心とした南アルプス地域で調査・研究を行う個人やグループを対象に、研究助成(1件あたり上限50万円)を行います。

今年度の助成金の募集締め切りは、令和6年3月29日(金)となっております。
大学や研究機関に属する方に限らず幅広く応募できます。

研究助成内容の詳細は、下記のURLをご参照ください。
https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/shizenkankyo/1050519.html

第21回(令和6(2024)年度)日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について

日本学術振興会では、研究者養成事業の一環として、「日本学術振興会賞」を制定し、優れた若手研究者を顕彰しています。

本賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的としています。

この度、下記の要領により、第21回(令和6(2024)年度)を実施することとなりましたので、候補者のご推薦をお願いいたします。

本賞では、海外在住の日本国籍を有する研究者も対象としております。
また、優れた研究実績有する我が国の学術研究者からの個人推薦も受け付けておりますので、貴機関・貴会所属の研究者にも広く周知いただきますよう併せてお願いいたします。


1.対象分野
人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野

2.対象者
国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れた成果を上げたと認められる者のうち、令和6(2024)年4月1日現在、以下の1)から3)の条件を満たす者とします。

また、これまでにご推薦いただいた候補者のうちの女性割合は極めて低いというのが現状です。各研究機関、学協会におかれては、各研究機関や学協会における女性研究者の割合も念頭に、女性候補者の積極的な推薦をお願いいたします。

本賞では複数名の推薦も歓迎しておりますが、以上の理由により、複数の候補者をご推薦いただく際は、女性候補者の推薦を必須とします。

1) 次の a) 又は b)を満たすこと。
a) 日本国籍を有する者(海外在住の日本国籍を有する研究者を含む)
b) 外国人であって推薦時点において我が国で5年以上研究者として大学等研究機関に所属しており、今後も継続して我が国で研究活動を予定している者

2)45歳未満であること(出産・育児による休業等に関する例外取扱いについては、下記※を参照)

3)博士の学位を取得していること(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する者を含む)
※ 大学等研究機関の長が当該機関に雇用されている候補者を推薦する場合であって、人事記録等により確認できる候補者の出産・育児による休業等(休暇、休職、離職を含む)に伴う研究活動の中断期間が通算3ヶ月以上であることを推薦者が認める場合は、47歳未満とします。

3.受付期間
令和6(2024)年4月3日(水)~4月8日(月)17:00(必着)

詳細は日本学術振興会賞の下記のURLをご参照ください.
https://www.jsps.go.jp/j-jsps-prize/

2023年度国際ABSワークショップ 「マレーシア・サバ州の遺伝資源の取得と利用」 開催のご案内

下記のご案内をいただきましたので、掲載いたします。

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この度,国立遺伝学研究所 ABS学術対策チームは、2024年2月28日(水)14時00分から、2023年度国際ABSワークショップ「マレーシア・サバ州の遺伝資源の取得と利用」を開催いたします。

マレーシア サバ州は、生物多様性にに富む地域であり歴史的な経緯もあり、サバ州独自の遺伝資源に関する法律・規則を持ちアクセスと輸出手続きの実際の許可申請方法が整備されています。このたび、サバ州の生物多様性センターよりオンラインでご講演を頂きます。

【日時】 2024年2月28日(水) 14時00分-15時30分(日本時間)

【講演者】
講演① Dr. Gerald Jetony サバ⽣物多様性センター
講演② Ms. Alessandra Markos サバ⽣物多様性センター

【講演内容】
・ サバ生物多様性センターの紹介
・ サバ州生物多様性法2000について
・ サバ州でのABS実施状況
・ アクセス/輸出許可申請手続き(概要)
・ PIC
・ 伝統的生態学的知識の文書化プロジェクト

【配信方法】 zoomウェビナー
【参加登録】 下記URLからご登録ください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_WDDeejF5RhWM4LFgJxi8sA

【視聴方法】 参加登録時に記載したメールアドレスに届く登録完了メールにある、「ここをクリックして参加」よりご参加ください。
13時45分から接続可能です。(接続確認をお願いします。)
13時55分迄に参加をお願いします。

【資料入手方法】 リマインドメール(セミナー開始1時間前に送信予定)に、資料ダウンロード方法を記載します。
【事前質問のお願い】 参加登録時に、「質問とコメント」欄を設けています。本会やABS学術対策チームに関するご質問、ご要望等がございましたらご記載ください。
【言語】 日本語⇔英語の同時通訳あり

【お問合せ先】 国立遺伝学研究所 ABS学術対策チーム
〒411-8540静岡県三島市谷田1111  TEL: 055-981-5831  FAX: 055-981-5832
e-mail: abs[at]nig.ac.jp URL: https://idenshigen.jp/

【詳細URL】 https://idenshigen.jp/2024/01/19/news20240118/

西田治文先生 最終講義のご案内

長く日本植生史学会の運営等へご尽力いただいている西田治文先生(中央大学理工学部教授)が、2024年3月末日をもってご定年を迎えられます。最終講義のご案内をいただきましたので、ご参加を希望される方は下記の通りお手続きください。

日程:2024年3月16日(土)15:00~17:00
場所:後楽園キャンパス 5号館 5階 5534号室

詳細はこちらをご参照ください。
お申し込みはGoogleフォームへ入力してください。
※最終講義(現地参加)と懇親会へご参加の方は、2月16日(金)までにご登録ください。
※最終講義へオンラインでご参加の方は、3月11日(月)までに参加登録してください。

国際会議への参加・発表に対する補助

日本植生史学会では、海外で開催される、植生史学に関わる国際会議で講演を行う学生会員またはこれに準ずる会員(研究機関などに在籍し常勤職に就いていない40才以下の会員に限る)に対し、参加費等に充てるため1人14万円を補助いたします。

対象となる国際会議は、2023年10 月1日から2024年9月30日までに開催される(された)ものが対象で、すでに終了したものも応募可能です。補助金を希望する方は、件名を「国際会議参加費補助申請」として、2024年1月末日までに下記項目をメールでご提出ください。

1. 氏名
2. 所属機関(学生会員でない方は詳細な職名もご記入ください)
3. 国際会議の名称
4. 発表題目(英語)
5. 発表要旨(英語)
6. 連絡先(住所,電話番号,E-mail)
7. 振込先(銀行名,支店名,口座番号など)

送付先メールアドレス hbmain[at]hisbot.jp ※[at]は@に変えてください。
日本植生史学会 庶務幹事 上條信彦宛

申請内容に基づき日本植生史学会の幹事会にて公正に検討し、助成の可否について2024年2月末頃までにご連絡いたします。助成が決定した場合、国際会議での発表を確認後にご指定の振込先に送金します。

なお、助成対象者には、国際会議参加後、1) 参加報告記事の提出、2) 助成決定日から2年以内に「植生史研究」への論文投稿をお願いします。論文の内容は国際会議で発表した内容に限りません。

第38回大会の優秀発表賞の受賞者

第38回大会の優秀発表賞の受賞者が決定しました。
選考委員会(委員長 大山幹成編集副委員長)で厳正に審査した結果、以下の4件を受賞とすることに決定いたしました。受賞者の方々おめでとうございます。

O-20 〇田畑和嵩・百原 新・吉田明弘・大山幹成・佐々木明彦・島田和高
「長野県中部・大阿原湿原の最終氷期最寒冷期以降の亜高山帯森林植生の変化」

O-21 〇岡本拓樹・百原 新
「最終氷期最寒冷期以降の浅間火山の火山活動と気候変化が南軽井沢の植生に与えた影響」

P-10 平岡 和
「東北日本における遺跡出土ニワトコ属核の形態分析」

P-15 〇林 忻・箱﨑真隆・能城修一・佐野雅規・李 貞・中塚 武
「東京都港区我善坊谷遺跡出土木材の酸素同位体比年代測定および産地推定結果」

第14回日本植生史学会「奨励賞」候補者募集のお知らせ

日本植生史学会表彰規程に則り、第14回奨励賞の候補者を募集いたします。候補者は自薦・他薦を問いませんので、奮ってご応募下さい。

(1)候補者の要件
・植生史学の分野で優れた研究を行い、将来の発展に貢献すると期待される会員。
・公示日(第14回は2023年12月2日)において、40歳未満の会員。
・本学会誌の原著論文または総説に第1著者として1編以上の論文が掲載され、かつ本学会年度大会で第1著者として口頭発表,ポスター発表またはシンポジウム発表のいずれかを行った実績のある会員。

(2)応募方法
所定の応募用紙に必要事項を記入のうえ、学会事務局まで電子メールか郵送で送付してください。応募締め切りは、2024年4月30日(必着)とします。応募用紙に記載された個人情報は、奨励賞選考以外の目的では使用しません。審査終了後は速やかに破棄し、応募者への返却は行いません。

応募用紙のダウンロードはこちら
送付先メールアドレス hbmain[at]hisbot.jp ※[at]は@に変えてください。
送付先住所
〒036-8561 弘前市文京町1番地
弘前大学人文社会科学部
日本植生史学会 庶務幹事 上條信彦

(3)審査方法
奨励賞審査委員会により、植生史学会での業績だけでなく、他学会や国際的に公表された論文、研究発表に対する業績の内容を総合的に判断します。審査委員会は、受賞者を2024年7月末日までに決定し、総会にて報告します。なお受賞者には、年度大会で受賞記念講演を行っていただきます。受賞者には、表彰状および副賞として研究奨励費が授与されます。

第38回日本植生史学会大会のご案内(大会最終報・プログラム)

第38回日本植生史学会大会・第64回日本花粉学会の最終報(プログラム)をご案内いたします。

プログラムは大会HPの「大会プログラム」をご参照ください。
https://hisbot2023.main.jp/

【日程】
〇2023年12月2日(土)
8:00    受付開始
8:45~   一般研究発表(口頭・日本花粉学会)
13:00~ 公開シンポジウム「南九州の火山,森,ヒト」
16:50~ 日本植生史学会総会
18:00~ 懇親会

〇2023年12月3日(日)
8:00    受付開始
8:45~   一般研究発表(口頭・日本花粉学会)
10:10~  日本植生史学会論文賞発表会
10:45~     ポスター発表
12:50~  一般研究発表(口頭・日本植生史学会)

〇2023年12月4日(月)
9:00~16:00 エクスカーション「南薩の火山と植生」

第38回日本植生史学会大会のご案内(最終報)

第38回日本植生史学会大会・第64回日本花粉学会を合同で下記のとおり開催します。

詳細はHPをご参照ください。
https://hisbot2023.main.jp/

発表・参加申込については,HP内のフォームからお願いします。

今大会は基本的には対面とし,オンラインでの視聴者については映像配信のみとする形式で開催します。
学会員の方は,シンポジウム講演と口頭発表はオンライン視聴ができますが,ポスター発表への参加,参加者名簿への登録,講演要旨集の配布はできません。

【日程】
〇2023年12月2日(土)
午前 一般研究発表(口頭・日本花粉学会)
午後 公開シンポジウム 「南九州の火山,森,ヒト」
18:00- 懇親会

〇2023年12月3日(日)
午前 一般研究発表(ポスター)
日本植生史学会論文賞記念講演
日本植生史学会総会
午後 一般研究発表(口頭・日本植生史学会)

〇2023年12月4日(月)
9:00-16:00 エクスカーション(南薩・指宿方面)

【申込締切】
11月3日(金):一般研究発表・現地参加希望・オンライン視聴申し込み
11月13日(月):一般研究発表要旨提出