「日本植生史学会会則」及び「会長,評議員選挙規程」に基づき、下記の予定で第14期会長選挙および評議員選挙を行ないます。正会員(一般会員及び学生会員)およびシニア会員の方々は忘れずにご投票くださいますようお願いします。
選挙管理委員長 高瀬 克範
[公示日]
2023年05月15日
[投票締切日]
2023年06月20日(当日消印有効)
「日本産花粉の標徴Ⅰ・Ⅱ」Web公開開始
「日本産花粉の標徴Ⅰ・Ⅱ 改訂/中村 純・守田 益宗・黒田 登美雄」が大阪市立自然史博物館のWebサイトで閲覧できるようになりました!
https://www.omnh.jp/collection/Pollen/
これは現在,入手不可能となっている大阪市立自然史博物館収蔵資料目録第12・13集「日本産花粉の標徴」の改訂版になります。
この改訂版では,Punt et al. (2007)に基づく形態記載や検索表の追加,分子系統を重視したAPG分類体系への変更や和文・英文での利用などが行われています。
詳しくは下記URLをご参照ください。
http://www.omnh.net/whatsnew/2023/05/post_562.html
第38回日本植生史学会大会のご案内(第1報)
第38回日本植生史学会大会を下記の日程で開催します。
大会:2023年12月2日(土)・3日(日)
談話会(巡検):2023年12月4日(月)
大会会場:鹿児島大学
懇親会:従来の対面方式での開催(予定)
公開シンポジウム:九州の照葉樹林をテーマに,花粉,木材,プラントオパール,考古学などの各分野から講話いただく予定。
公開シンポジウム「縄文時代早期人とその生態―群馬県居家以岩陰遺跡を中心に―」のご案内
公開シンポジウム「縄文時代早期人とその生態―群馬県居家以岩陰遺跡を中心に―」のご案内
主催:日本第四紀学会・領域4(人類と生物圏)
科研費基盤研究S「半定住狩猟採集民の社会組織と葬制:骨考古学先端技術との連携による先史社会の復元」(代表:谷口康浩,國學院大學)
世話人:谷口康浩(國學院大學),工藤雄一郎(学習院女子大学),那須浩郎(岡山理科大学),百原新(千葉大学)
<趣旨>
日本第四紀学会は2017年度から5つの領域を中心とした活動に移行し,領域4「人類と生物圏」では人類と生物圏・環境の動的相互作用に関係する諸テーマに関する研究活動を支援・推進しております。
今回のシンポジウムでは,縄文時代早期を中心とした遺跡であり,多数の埋葬人骨が出土して注目を集めている群馬県居家以岩陰遺跡での研究成果を中心として,縄文時代早期という時期の特徴や,縄文時代早期人とその生活,当時の古環境などを議論します。日本第四紀学会の会員の皆様だけでなく,後氷期初頭における人と環境の関わりに関心がある皆様もぜひご参加ください。
日程: 2023年3月5日(日) 10〜17時
開催方法:オンライン開催(Zoomミーティング,最大500名まで,事前登録制)
プログラム:
10:00〜10:05 開会挨拶
10:05〜10:50 谷口康浩(國學院大學) 居家以岩陰遺跡の重要性
10:50〜11:20 百原 新(千葉大学) 縄文時代早期の古環境
11:20〜11:50 工藤雄一郎(学習院女子大学) 居家以岩陰遺跡の年代
昼休憩(70分)
13:00〜13:30 近藤 修(東京大学) 縄文時代早期人の特徴
13:30〜14:00 植田信太郎(東京大学)・水野文月(東邦大学) DNA分析が明らかにする縄文早期人の系統関係
休憩(10分)
14:10〜14:40 那須浩郎(岡山理科大学) 縄文早期人の植物利用―炭化種実分析から
14:40〜15:10 山崎京美(國學院大學文学部兼任講師) 動物遺存体からみる縄文早期の動物利用と古環境
15:10〜15:40 大工原 豊(國學院大學栃木短期大学) 黒曜石からみる縄文早期人の行動領域
休憩(10分)
15:50〜17:00 パネルディスカッション
閉会挨拶
<事前登録について>
日本第四紀学会の会員に限らず,どなたでもご参加いただけます。(参加費無料,先着500名まで)
3/4(土)までに以下のリンクにある申込みフォームから,事前登録を行ってください。登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
事前登録URL:
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZAtd-usrj8oGNdpPTHRtnYAm5j8xsNo8lPW
※登録者・参加者の上限を500人に設定しております。参加登録者が500名を越えた場合は新規の参加登録ができませんのでご注意ください。
守田益宗先生 最終講義のご案内
この度、元日本植生史学会会長の守田益宗先生(岡山理科大学基盤教育センター 教授)が,令和5 年 3 月 31 日をもちまして、岡山理科大学をご定年にて退職されることとなりました。
つきましては、先生のこれまでのご功績を記念し、
最終講義を下記の要領で開催いたします。
みなさまお誘い合わせの上、お越し頂ければ幸甚に存じます。
◇守田益宗先生 最終講義 「花粉とともに46年」
日時:令和5年2月10日(金)午後3時30分〜午後4時30分
場所:岡山理科大学 D1号館3階 D0131講義室
※事前申込みは必要ございません。当日会場へお越し下さい。
皆さまのご参加をお待ちいたしております。
弥生・古墳の水田復元研究会公開シンポジウムのお知らせ
■ 日時:12月17日(土)午後・12月18日(日)
■ 場所:横浜市歴史博物館
水田稲作技術比較研究プロジェクト公開研究会
12時30分 開会
12時30分 谷口 肇氏:逗子市池子における弥生中期広鍬の製作
13時05分 菊地有希子氏:過去の水田稲作を理解するために-西久保湿地の実験田の25年-
13時40分 那須浩郎氏:イネの穂首刈り収穫による不耕起二期作・多年栽培の可能性の検討
14時15分 安室 知氏:「水田狩猟」について
14時50分 10分休憩
15時00分 全体質疑(60分)
16時00分 閉会
■ 12月18日10時30分~16時00分(対面・オンライン)
テーマ:弥生時代の水田稲作と関連生業の形成過程
10時30分 開会のご挨拶
10時30分 松本 茂氏:宮崎県西都市実験水田からの報告
11時00分 上條信彦氏:弥生水田を診る-津軽平野を中心に-
11時30分 樋上 昇氏:弥生〜古墳時代における気候変動と水稲耕作をめぐる環境の変化について―東海地方を中心として―
12時00分 お昼休憩(80分)
13時20分 安室知氏・山田昌久氏【対談】:民俗学と考古学とでせまる生業研究
14時50分 休(10分)
15時00分 全体討論会
16時00分 閉会のご挨拶
■ お申込みURL:https://forms.gle/nREH5fgSoV22M8tz8(締切:12月15日)
*お申込みは、下記HPからも可能です。参加無料です。
■ 水田比較実験プロジェクトHP(https://sites.google.com/view/suidenproject)
第6回日本植生史学会「学会賞」候補者募集のお知らせ
日本植生史学会表彰規程に則り、第6回学会賞の候補者を募集いたします。学会賞は、4年に1回、出版物を中心として植生史学に貢献した個人または団体に授与しています。多数の推薦をお寄せくださいますようお願い申し上げます。
(1)候補者の要件
・出版物を中心に植生史学に貢献した個人または団体
(2)応募方法
所定の応募用紙に必要事項を記入のうえ、学会事務局まで電子メールか郵送で送付してください。応募締め切りは、2023年4月30日(必着)とします。応募用紙は、以下のリンクからダウンロードできます。応募用紙に記載された個人情報は、学会賞選考以外の目的では使用しません。審査終了後は速やかに破棄し、応募者への返却は行いません。
学会賞応募用紙(doc)のダウンロードはこちら
送付先メールアドレス hbmain(a)hisbot.jp ※(a)を@に置き換えてください。
送付先住所 〒606-8501
京都市左京区吉田本町
京都大学総合博物館 日本植生史学会庶務幹事 村上由美子
(3)審査方法
学会賞審査委員会により、出版物に対する業績を基本に、教育・普及活動や学会への貢献も含めた業績を総合的に判断します。審査委員会は、受賞者を2023年7月末日までに決定し、総会にて報告します。なお受賞者には、2024年度大会で受賞記念講演を行っていただきます。また受賞者には、表彰状および記念品が授与されます。
第37回大会の優秀発表賞の受賞者
第37回大会の優秀発表賞の受賞者が決定しました。
選考委員会(委員長 江口誠一評議員)で厳正に審査した結果,以下の2件を受賞とすることに決定いたしました。受賞者の方々おめでとうございます。
O-10 〇早川万穂・池田雅志・沢田健・高嶋礼詩・西弘嗣・中村英人
「北海道苫前地域・蝦夷層群羽幌川層における花粉分析に基づく後期白亜紀の古植生変動復元」
O-15 〇池田駿・百原新
「本州中部の上部中新統より産する絶滅属Protosequoiaの分類の再検討」
ミニシンポジウム「日本の山火事・野火研究:地質時代から現在まで」のお知らせ
申込締切が延長されました!
11/13(日)⇒11/18(金)
この機会にお申し込みください。
ミニシンポジウム「日本の山火事・野火研究:地質時代から現在まで」
Mini-Symposium on “Wildfire Studies in Japan: From Deep Time to Present”
開催概要:植物が繁茂し酸素のあるこの地球は「火の惑星」だと言えるでしょう。人類は誕生以来、火と深く付き合ってきましたが、その関係性は近年の地球環境変化の中で少しずつ変わりつつあります。湿潤な環境に暮らす私たち日本人は、野火・山火事をどこか遠い世界のことだと思いがちですが、歴史を紐解くと決してそうではなく、地球環境のシミュレーションからも、将来の変化が予測されています。
このような中、現代社会を生きる私たちが火との関わり方を考えるため、我々は歴史から多くのことを学ぶ必要があるでしょう。本シンポジウムは、国内外で地質時代から現在の山火事・野火にまつわる研究を進める研究者に話題提供いただき、研究の現状と将来の方向性を模索する機会にしたいと思います。
日時:令和4年11月26日(土) 13:30~16:00(予定)
場所:大阪公立大学杉本キャンパス 学術総合センター1F文化交流室(大阪市住吉区杉本3−3−138)
開催方法:事前予約制による対面開催
主催:「日本の山火事・野火研究:地質時代から現在まで」シンポジウム実行委員会
後援:日本植生史学会、日本第四紀学会、関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団
講演者: Andrew C. Scott(英国ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校・特任教授)
基調講演 “Wildfire as part of the deep time Earth System: Lessons for the interaction of fire and mankind”(英語での講演となります)
井上 淳(大阪公立大学大学院理学研究科・准教授)
林 尚輝(大阪公立大学大学院理学研究科・特任講師)
小椋 純一(京都精華大学国際文化学部・教授)
須賀 丈(長野県環境保全研究所・自然環境部長)
コーディネーター: 矢部 淳(国立科学博物館地学研究部 研究主管)
参加方法:次のURLもしくは下記PDFのQRコードより11/13(日)までに申し込みください。
https://forms.gle/GYVs9PwNbk7jhYvD6
PDFはこちら
先着順での受付とし、申し込み多数の場合には申込期限より早めに〆切る場合があります。
○問い合わせ先 ※メールアドレスはPDFをご覧ください。
【シンポジウム全般】 矢部 淳(国立科学博物館)
【会場関係】 井上 淳(大阪公立大学)