2014年11月24日(月)に第38回日本植生史学会談話会を開催しました。参加者は44名でした。
テーマ
桜島火山植生巡検
内容
鹿児島県本土の地盤は、火山堆積物であることが多い。エクスカーションでは、錦江湾沿岸部の各地の植生分布を観察する。まず、鹿児島県本土の一般的な森林景観である鹿児島市城山の遊歩道で、サツマ火山灰上に繁茂する照葉樹林を見学する。次に、桜島へ渡り、明治・大正・昭和期の溶岩・火山噴出物上の植生を観察し、火山罹災からの植生の復元状況や植物種類をとらえる。最後に、錦江湾沿いに大隅半島を北に回り、鹿児島県上野原縄文の森を見学し、先史時代の火山堆積物の地層および、当時の生活を学ぶ。
案内人・世話人
- 案内人:大木公彦(鹿児島大学名誉教授)
- 世話人:中村直子, 大西智和, 真邉彩
日程
11月24日(月)集合8:00頃・鹿児島市照国神社前(天文館近く)解散・17:00頃・鹿児島空港, 18:00頃・鹿児島中央駅
参加費
4,000円(昼食代込み)