西田治文先生 最終講義のご案内

長く日本植生史学会の運営等へご尽力いただいている西田治文先生(中央大学理工学部教授)が、2024年3月末日をもってご定年を迎えられます。最終講義のご案内をいただきましたので、ご参加を希望される方は下記の通りお手続きください。

日程:2024年3月16日(土)15:00~17:00
場所:後楽園キャンパス 5号館 5階 5534号室

詳細はこちらをご参照ください。
お申し込みはGoogleフォームへ入力してください。
※最終講義(現地参加)と懇親会へご参加の方は、2月16日(金)までにご登録ください。
※最終講義へオンラインでご参加の方は、3月11日(月)までに参加登録してください。

国際会議への参加・発表に対する補助

日本植生史学会では、海外で開催される、植生史学に関わる国際会議で講演を行う学生会員またはこれに準ずる会員(研究機関などに在籍し常勤職に就いていない40才以下の会員に限る)に対し、参加費等に充てるため1人14万円を補助いたします。

対象となる国際会議は、2023年10 月1日から2024年9月30日までに開催される(された)ものが対象で、すでに終了したものも応募可能です。補助金を希望する方は、件名を「国際会議参加費補助申請」として、2024年1月末日までに下記項目をメールでご提出ください。

1. 氏名
2. 所属機関(学生会員でない方は詳細な職名もご記入ください)
3. 国際会議の名称
4. 発表題目(英語)
5. 発表要旨(英語)
6. 連絡先(住所,電話番号,E-mail)
7. 振込先(銀行名,支店名,口座番号など)

送付先メールアドレス hbmain[at]hisbot.jp ※[at]は@に変えてください。
日本植生史学会 庶務幹事 上條信彦宛

申請内容に基づき日本植生史学会の幹事会にて公正に検討し、助成の可否について2024年2月末頃までにご連絡いたします。助成が決定した場合、国際会議での発表を確認後にご指定の振込先に送金します。

なお、助成対象者には、国際会議参加後、1) 参加報告記事の提出、2) 助成決定日から2年以内に「植生史研究」への論文投稿をお願いします。論文の内容は国際会議で発表した内容に限りません。

第38回大会の優秀発表賞の受賞者

第38回大会の優秀発表賞の受賞者が決定しました。
選考委員会(委員長 大山幹成編集副委員長)で厳正に審査した結果、以下の4件を受賞とすることに決定いたしました。受賞者の方々おめでとうございます。

O-20 〇田畑和嵩・百原 新・吉田明弘・大山幹成・佐々木明彦・島田和高
「長野県中部・大阿原湿原の最終氷期最寒冷期以降の亜高山帯森林植生の変化」

O-21 〇岡本拓樹・百原 新
「最終氷期最寒冷期以降の浅間火山の火山活動と気候変化が南軽井沢の植生に与えた影響」

P-10 平岡 和
「東北日本における遺跡出土ニワトコ属核の形態分析」

P-15 〇林 忻・箱﨑真隆・能城修一・佐野雅規・李 貞・中塚 武
「東京都港区我善坊谷遺跡出土木材の酸素同位体比年代測定および産地推定結果」

第14回日本植生史学会「奨励賞」候補者募集のお知らせ

日本植生史学会表彰規程に則り、第14回奨励賞の候補者を募集いたします。候補者は自薦・他薦を問いませんので、奮ってご応募下さい。

(1)候補者の要件
・植生史学の分野で優れた研究を行い、将来の発展に貢献すると期待される会員。
・公示日(第14回は2023年12月2日)において、40歳未満の会員。
・本学会誌の原著論文または総説に第1著者として1編以上の論文が掲載され、かつ本学会年度大会で第1著者として口頭発表,ポスター発表またはシンポジウム発表のいずれかを行った実績のある会員。

(2)応募方法
所定の応募用紙に必要事項を記入のうえ、学会事務局まで電子メールか郵送で送付してください。応募締め切りは、2024年4月30日(必着)とします。応募用紙に記載された個人情報は、奨励賞選考以外の目的では使用しません。審査終了後は速やかに破棄し、応募者への返却は行いません。

応募用紙のダウンロードはこちら
送付先メールアドレス hbmain[at]hisbot.jp ※[at]は@に変えてください。
送付先住所
〒036-8561 弘前市文京町1番地
弘前大学人文社会科学部
日本植生史学会 庶務幹事 上條信彦

(3)審査方法
奨励賞審査委員会により、植生史学会での業績だけでなく、他学会や国際的に公表された論文、研究発表に対する業績の内容を総合的に判断します。審査委員会は、受賞者を2024年7月末日までに決定し、総会にて報告します。なお受賞者には、年度大会で受賞記念講演を行っていただきます。受賞者には、表彰状および副賞として研究奨励費が授与されます。

第38回日本植生史学会大会のご案内(大会最終報・プログラム)

第38回日本植生史学会大会・第64回日本花粉学会の最終報(プログラム)をご案内いたします。

プログラムは大会HPの「大会プログラム」をご参照ください。
https://hisbot2023.main.jp/

【日程】
〇2023年12月2日(土)
8:00    受付開始
8:45~   一般研究発表(口頭・日本花粉学会)
13:00~ 公開シンポジウム「南九州の火山,森,ヒト」
16:50~ 日本植生史学会総会
18:00~ 懇親会

〇2023年12月3日(日)
8:00    受付開始
8:45~   一般研究発表(口頭・日本花粉学会)
10:10~  日本植生史学会論文賞発表会
10:45~     ポスター発表
12:50~  一般研究発表(口頭・日本植生史学会)

〇2023年12月4日(月)
9:00~16:00 エクスカーション「南薩の火山と植生」

第38回日本植生史学会大会のご案内(最終報)

第38回日本植生史学会大会・第64回日本花粉学会を合同で下記のとおり開催します。

詳細はHPをご参照ください。
https://hisbot2023.main.jp/

発表・参加申込については,HP内のフォームからお願いします。

今大会は基本的には対面とし,オンラインでの視聴者については映像配信のみとする形式で開催します。
学会員の方は,シンポジウム講演と口頭発表はオンライン視聴ができますが,ポスター発表への参加,参加者名簿への登録,講演要旨集の配布はできません。

【日程】
〇2023年12月2日(土)
午前 一般研究発表(口頭・日本花粉学会)
午後 公開シンポジウム 「南九州の火山,森,ヒト」
18:00- 懇親会

〇2023年12月3日(日)
午前 一般研究発表(ポスター)
日本植生史学会論文賞記念講演
日本植生史学会総会
午後 一般研究発表(口頭・日本植生史学会)

〇2023年12月4日(月)
9:00-16:00 エクスカーション(南薩・指宿方面)

【申込締切】
11月3日(金):一般研究発表・現地参加希望・オンライン視聴申し込み
11月13日(月):一般研究発表要旨提出

メタセコイア発見者 三木茂博士の生涯を追うドキュメンタリードラマの制作(クラウドファンディング)

生きている化石「メタセコイア」の発見で知られ、日本の植生史研究の基礎を作られた三木茂先生の生誕地である香川県三木町の皆さんが、「三木茂ドキュメンタリードラマ」を制作しようとされており、「さぬき映画祭」のシナリオ大賞に応募され、奨励賞を獲得されました.しかし、このドラマを完成させるための資金に苦慮されており、資金集めのクラウドファンディングを立ち上げられました.

クラウドファンディングの目標額は、80万円
9月12日8時時点で27万円(10月18日最終)となっています。

主旨にご賛同いただける方は,下記のクラウドファンディングサイトから,このプロジェクトへの支援をお願いいたします.

ドキュメンタリードラマ、クラウドファンディングの情報は下記のURLのとおりです.
https://camp-fire.jp/projects/view/689329?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

ドラマの主旨と今後のスケジュールは下記のとおりです.

ドキュメンタリードラマ「メタセコイア・三木茂物語」ー自然と共に生きた生涯ー

・国内は元より世界中で愛されているメタセコイアを更に広く知ってもらう.
・メタセコイア発見者が、日本人三木茂(香川県三木町出身)であることを広く知ってもらう.
・豊かな自然と原風景が残る香川県三木町を映画の中に映し出し、親しみ深いものを発信.
・今の世界情勢と重なる、戦後の混乱する当時、メタセコイアの論文で全世界が一つとなり発信され「平和の木」とされた事から今一度世界が平和であることを願う.
・三木茂生誕地、地元ボランティアの高齢化により将来へと繋ぐ記録映像にする.

★完成予定は、2024年2月下旬を最短予定.
★公開は、先ず地元三木町各所,次に香川県内各所,その次に県外を想定している.東京蒲田の下町小劇場でも上映内諾を受けている.
★ドラマの長さは1時間15分程度を想定しており、YouTubeでの配信は、後々の検討として,スクリーン上映を前提としている.
★英語字幕を付ける予定.
★映画制作者は、アット・ライフ・プランニング Alp Movie Factory代表 福永信也

問い合わせ先
ドキュメンタリードラマ「メタセコイア・三木茂物語」
制作発起人 猿渡啓子 電話:090-5272-6772

東北大学植物園標本庫 クラウドファンディングご支援のお願い

東北大学植物園では、東北大学植物標本庫の維持資金を得るため、9月11日より「READYFOR」にてクラウドファンディングプロジェクトを実施しております。当園の標本庫には、現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」の時代から収集されてきた70万点を超える貴重な植物標本や木材標本が収蔵されています。現標本庫の設立と運営資金は、本学OB 津田弘氏の寄附によって賄われていましたが、その寄附金が底をつき、現在運営を停止せざるを得ない状況に陥っています。クラウドファンディングでは、当標本庫の維持に加え、今後の持続的な運営体制の構築費用を募っております。

当クラウドファンディングは、日本植生史学会会員の皆様を含む大変多くの皆様のご支援をいただき、公開後わずが6日で第二目標(800万円)を達成することができました。想像を超える皆様からのご支援に深く感謝申し上げます。

第二目標達成により、当面の維持費用は確保できましたが、ご支援者さまからは、このような学術活動は一時的なものであってはならず、永続的になるように頑張ってほしいとの複数のコメントをいただいております。当園を取り巻く状況は大変厳しいものではございますが、皆さまの応援の声を追い風に,安定した財政基盤を築けるように一層の働きかけを行なっていきたいと考えております。多くの皆さまからのご支援の声があるのであれば、「山を移す」こともきっと可能になるのではないかと、大変励みに思っております.先人が築き上げたこの人類共通の財産を守り、次世代に繋げるために、どうかみなさまのご支援をお願い申し上げます。

▼詳細・ご支援はこちら
https://readyfor.jp/projects/Tohoku_Botanical_Gardens
第一目標金額:400万円  募集期間:2023年9月11日(月)9:00〜11月9日(木)23:00
募集形式:寄付金控除 / All or Nothing形式 ( 目標金額に届かない場合、支援金は受け取れません)

第14期会長選挙・評議員選挙の結果報告

2023年6月30日に第14期会長選挙・評議員選挙の開票および集計を立会人2名のもと厳正に行いました。選挙権者総数は293人で,投票者総数は82人,投票率は28.0%でした。開票の結果,以下の皆様が第14期会長および評議員として決定しましたのでお知らせいたします。任期は、2023年10月1日から2025年9月30日までです。

新会長
百原新氏

新評議員(五十音順) 
江口誠一氏
佐々木由香氏
那須浩郎氏

選挙管理委員長 高瀬克範